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Yossha Studio 002


仮想音楽スタジオ目指して、制作を続けます。

前回は、教則本に則してマグカップを作りました。

はじめての3Dモデリング Blender3

今回からしばらくは、教則本に沿ってモデリングをいくつかやってみたいと思います。


Chapter 3【家具をモデリング】

3-1 【本と本棚をモデリング〔ループカット〕】

タイトルにある通り、Blenderの[ループカット]という機能を学びました。
[ループカット]から[押し出し]などを使って、本の表紙と身の部分の段差や、壁に備え付けるブックシェルフの支えを作成。

あとは、[ベベル]で本の角を丸めたり、つくった本を複製して大きさを変えたり。
簡単なマテリアルの割り当てもしました。

本棚 上から
本棚 裏


3-2【花台をモデリング〔モディファイアー〕】

だんだん用語が難しくなってきますね。
モディファイアー?

「日本語でいうと手続き型操作で、オブジェエクトに対して可逆性のある変化を加えることができます」

うーむ…早々に手詰まり感が出てきたぞ。
こういうときは、手を動かすのです。

自分なりのポイント

  • 天板の底面を複製=[編集モード]面選択→shift + D

  • ループカット=[編集モード]ctrl + R

  • カットした一つの面を押し出し=[編集モード]面選択→E

  • 底面を細く=[編集モード]Aで脚全体を選択→S→shift + Z→底面選択→S→shift + Z

  • ミラーモディファイアー=1本の脚を4本に

  • ベベルモディファイアー=天板にかけて脚にコピー

  • オブジェクト統合

  • 仮マテリアル

  • アセットにマーク

いやー、まだまだなんでしょうけど、盛り沢山になってきました。
最後の3つは前回もしたから、これが仕上げのルーティンなのかな。

花台
花台 下から


3-3【スタンドライトをモデリング〔複数のオブジェクトをまとめる〕】

作ったオブジェクトを光らせる?
だんだんワクワク度が増してきました。

で、ひと通り作ってみたところ、何となくルーティーン的な流れが見えた気が。
一度まとめてみましょうか。

モデリングの流れ

  • shift + Aでメッシュ追加→整形

  • 各パーツごとに上記を繰り返す

  • 主な整形=移動「G」,回転「R」,スケール「S」,押し出し「E」,差し込み「I」

  • 各オブジェクト(パーツ)を統合してベベル

  • オブジェクト名を決定

  • マテリアル割り当て

  • アセットにマーク

上記の流れで作ったスタンドライトが、こちら。

スタンドライト 光ってます
スタンドライト 下から

ライトの光は[オブジェクトモード]→[マテリアルプロパティ]→[サーフェース]→[放射]でカラー選択(強さは今回「2」)


3-4【テーブルをモデリング〔アドオンを使う〕】

アドオンを使ってテーブルの四つ脚を複製するようです。
脚の形も複雑そうで、いままでの諸々も駆使しそうです。

まず、メッシュから天板と支柱を作成。
支柱には装飾を施すのですが、ループカットで分割して…

  • 1箇所目=[最後の調整パネル]の[減衰]でなだらかに膨らまします。

  • 2箇所目=[ベベル]をかけて[押し出し]と[スケール]で飛び出した形状の装飾を施します。

つぎに、脚の作成。
新規メッシュから形状を整え、[ループカット]から選択[移動]で二段階に曲がった脚を作成。
曲がった箇所には[ベベル]をかけて曲がり具合を滑らかに。
先端を[押し出し]などで形状を整えて、四つ足の一つの脚が完成です。

最後に、この脚を複製します。
今回は[Auto Mirror]というアドオンを使うとのこと。
アドオンを有効にして、最初に作った脚の反対側を複製。
さらに、この2本の脚を90°回転させて、四つ脚の完成です。

最後はいつもの如く、

  • 各オブジェクト(パーツ)を統合

  • オブジェクト名を決定

  • マテリアル仮割り当て

  • アセットにマーク

で、テーブルの完成です。

テーブル


テーブル 下から


実際にソフトを触ってない方には、やったことをまとめるだけでは何のこっちゃわけわからんとは思いますが…

やってみると、このまとめがとっても大事なように思うのです。
ゼロから自分で何かを作成するときに、役に立つような気がするのです。

と、いまだにゴールはまったく見えませんが、次回は椅子の制作からのようです。
スタジオ制作に向け、次回もがんばりまーす。




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