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ジブン株式会社:#1 設立趣意書の起草

木下斉さんのVoicyの中で「ジブン株式会社経営のすゝめ」を話されていました。

自分の人生を株式会社と見立てて経営し、豊かに生きることが目的でなんじゃけど、人生全てを考えると範囲が広すぎて身構えてしまうのです。
じゃけぇ、わしの中で人生観の軸となっとる「本を読むこと」に注目してジブン株式会社経営を考えてみようと思います。

さて会社設立に対して必要なのが設立趣意書・定款だそうです。
恥ずかしながらわしは設立趣意書という言葉自体を知らんかったんけぇ、木下さんが紹介されていたソニー創業者のひとりである井深大さんが1946年に起草した「東京通信工業株式会社設立趣意書」を読みました。

https://www.sony.com/ja/SonyInfo/CorporateInfo/History/prospectus.html

会社創立の目的や経営方針、経営部門について書かれています。
なのでわしも「本を読むこと」についてもう少し深掘りし、設立趣意書を起草しました。

よっさん株式会社設立趣意書


▼会社創立の目的

わしの「本を読むこと」について人生を振り返ってみると、小学校の頃はそれなりに読んでいたように思う。とはいえ、多種多様に読んでいたというよりは那須正幹先生が描かれた「ズッコケ三人組」が好きで、このシリーズをよく読んでいた。学校の図書室から借りてきて、それをクラスの学級文庫のところに置いておきながら、読んでたのを今でもよく覚えている。

中学生になってからは国語の先生が勧める小説やエッセイを読んだりもしとったけど、部活動や習い事をやっていたこともあって特段思い出に残るような本の読み方はしていない。
2回受けたセンター試験の点数が2回とも80~90点(満点は200点)だったことを考えると、もっと本を読んでいれば読解力が養われていたと思うが。
大学生になっても社会人になっても、その忙しさを理由に本を読む時間は増えなかった。新聞すら読んでなかったので完全に活字離れだっただろう。

転機となったのは、転職をした時に新たな仕事に就くまでに少し時間もあったことから行った手術である。病気による手術ではなかったので体は元気だったが、それでも2週間の入院生活に入った。
特にやることもないので、病院内の図書室で本を借りて読んでいたところ、一冊の本に出会ったのだ。

池井戸潤さんの「下町ロケット」。

ちょうど直木賞受賞された時期でもあったので、何となく手にとり、何となく読み始めた。
するとある感情が沸き上がってきたのだ。
「なにこれ!めちゃめちゃ面白い!直木賞ってこんなに凄いの!?」
それ以降、本を読むことに取りつかれ、その習慣は今でも続いている。

本を読み始めてからわしの人生は間違いなく変わった。豊かな人生になったのだ。中高生の時にもっと本を読んでいれば、大学生や社会人の時に本を読んでいれば、今よりももっと豊かな人生になっていただろうと思うと、この実体験をもっと伝えたいと思い、本を読むことに対する発信をするようになった。
特に子供を持った親として、自分の子供にもそれが伝わればと思っている。

▼経営方針

一.本を読むことを通じた豊かな人生の構築
これ一択です。

▼経営部門

一.Instagramでの書評の発信
読みやすいよう100文字以内にまとめてmixiで発信をしていましたが、梅原大吾さんの「勝ち続ける意志力」を読んで、これは100文字でまとめられないし、まとめてはいけないと思って、それ以降は文字数を気にせず、より熱量のある書評を書くようになりました。その後、媒体を変えて今はInstagramで発信をしています。

二.noteで本を読むことに関する考え方の発信
わし自身がどういう思いで本を読んでいるか、本を読むことをなぜ勧めるのかについて書いています。

将来的に本屋さんや地域の子ども達が集まれるようなプチ図書館、ひと箱古本市の定期実施などもやってみたいですね。

わっしょい(・∀・)ノ

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