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ガレージの改修記

もう去年の話にはなりますが、自宅のガレージをリノベーションし、事務所として使えるようにしました。人を雇う上でプライベートと分けた働く場所を作りたくて、法人化のタイミングで一念発起することに。

もともとは鉄の大きな彫刻を作る作家さんが住んでいた家。制作場所になっていたガレージはもともとあった荷物と引っ越しの荷物が入り乱れ、長いことひどい状態でした。壁面や床に貼られていた木のパネルは湿気でカビ、使わない道具や木材もたくさん。

当初はまったくお金をかけるつもりはなく、できるときに自分で片付けたり、ちょこちょこ材料を使ったりしていましたが、全然片付けられませんでした。それだったらと考えを改め、いつもお世話になっている設計士の久米岬くんに相談しました。

正面にシャッター付けて照明をレールにするだけ、、くらいの気持ちでいたのですが、相談したところ、シャッターとガラス戸の取り付け、壁面の増設、天井の直し、HOOK-boxの設置といくつかの工事を追加することに。大掛かりになることに及び腰になりながらも、思い切って進めることにしました。

久米岬くんの起こしてくれた図面。模型も作ってくれた。
オーダーメイドの鉄扉の施工風景、ワクワクでした。

そして、完成は最初の姿想像できないほど、シンプルですっきりした空間が出来上がりました。一見するとただスケルトンにしただけのようにも見えるのですが、入り口近くの壁面の増設や天井を直したこと、シャッターの取り付け方など、機能が邪魔にならないように加えられていて実際一年使ってみて、とても使いやすい空間になっています。

そのうちオープンラボ的なことをしようかなとも思っています。そのときはぜひ。