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大混戦模様のエルムSは予想のポイントを絞り切れず (よそトレ#215)

まずは先週の反省。
札幌のクイーンS、夏場に強い厩舎を狙うと書いておきながら、2着の堀厩舎サトノセシルを外してしまった。(ま、あとからは何とでも言える話だけど。自分で調べた結果を馬券に活かせなかったのは悔やまれる。)

筆者も迷ったが世間も迷っている、、、

さて、今週も札幌、今回はダートのエルムS。新潟のレパードSを狙うことも考えたが、夏の3歳馬なんてどう化けるかわからず難しそう、なので、エルムSにした。
が、エルムSのオッズを見ると(当日朝)、1番人気が5倍台、6頭が1桁オッズであり、人気上位はほぼ横並び状態の混戦模様となっている。
混戦は望むところではあるが、予想の組み立てが難しい。
なので、今回は結論を先にして、理由はあと付けにする。(ヤマ勘とも言う。)

  • 【本命】ロードレガリス…7歳馬だが昨年6月から今年7月まで長期休養。休養明けの前走、小倉プロキオンSでは13番人気だったが、0.2秒差の4着。長期休養明けの不安を払しょくした。この馬の強みは末脚で、良馬場でも上り35秒台を出せる。札幌ダート1700は先行有利と一般には考えられるが(過去のエルムSでもその傾向あり)、今回は差し馬も届きそうな気がする。馬主のロードホースクラブは2頭出しで、もう1頭のロードエクレールは逃げ馬。ロードエクレールが逃げてペースを緩めず他馬に足を使わせ、最後にロードレガリスがごぼう抜き!(こういう「だったらいいなあ的な予想」は一番ハズレやすいのだが、、、)不安要素は鞍上の富田騎手は札幌での騎乗経験がないこと。今年6年目だが、札幌で乗ったことがなかったというのびっくりだ。この馬にも前走が初騎乗だったが好走しており、野中厩舎との相性も抜群なので問題視しないことにする。

  • 【対抗】スワーヴアラミス…昨年のエルムS(函館)で1着。札幌ダートでも1.1.0.0であり、コースや夏の北海道との相性がいい。しかも夏に強い?須貝厩舎の馬である。近走はG1の出走が多く見た目の成績はふるわないが、G2で1勝、G3で2勝の実力馬である。ここは馬券に絡む可能性が高いと考える。(こちらが軸馬で、ロードレガリスは1着狙い)

  • 【2~3着候補】オメガレインボー…昨年のエルムSでスワーヴアラミスに次ぐ2着。ということは、単純に考えればスワーヴアラミスより格下、のはずだが、こちらが2番人気であちらが5番人気。やや人気し過ぎの感があるが、調教の良さなどが評価されているのであろう。(安田翔伍厩舎も夏競馬に強いほう、と見ている。)

  • 【2~3着候補】フルデプスリーダー…前哨戦の函館マリーンSで1着。今回マリーンSの出走馬は7頭いて、そのなかでは一番上だったわけだが、果たして順位の入れ替わりはあるかどうか。マリーンSは逃げ先行馬が上位を占めたが、今回のエルムSでは差し馬が届くと予想している。なので、連勝はむずかしいだろう。しかし、前哨戦1着の割に人気がでない(当日朝9番人気)のはなぜなのだろう? こちらとしては人気にならないほうがありがたいのだが。

  • 【2~3着候補】ヒストリーメイカー…前走は小倉のプロキオンSで14人気ながら2着。(このときは複勝で稼がしてもらい感謝。)馬の実力はあるが、ムラが多いという見立て。前走では小沢騎手の頑張りを期待して予想通りになったが、2回続けて好走できるかは怪しいところ。(8歳馬なので、、、)ただ、鞍上の池添騎手は札幌が得意。コースに合わせ、この馬の力をうまく引き出してくれることを期待。

  • 【2~3着候補】ロードエクレール…前走マリーンSでは3着だが、前走の1,2着馬は今回も出ている。また、マリーンSは逃げ先行馬が上位を占めたが今回は差しがあるのではと見ているので、この馬が馬券に絡む確率は低そうだ。だが、今回2頭出しはロードホースクラブと斎藤誠厩舎であるが、そのどちらにも該当する要注意馬である。(ほかに角田厩舎も2頭出し。)しかも逃げ馬で、逃げ粘れる脚もある。念のため外したくない。

さて、ここまでで6頭ピックアップ。あと1頭追加できるなら;

  • 【おまけ】アイオライト…前走が函館で1着、当日朝時点で1番人気(といっても5倍台だが)、鞍上は推しの菱田騎手。本来なら本命にしてもおかしくないのだが、過去の戦歴を見ると1700は長過ぎの気がする。

  • 【補足】3番人気ブラッティーキッド、6番人気のウェルドーンは切ることにした。両馬とも将来性は感じるが、ここで勝つのはちょっと違う感じ。ダンツキャッスルも怖い1頭だが、昨年とまったく同じローテーション(大沼S→マリーンS→エルムS)で昨年より下の順位で臨んでいることから、ここは難しいだろうと判断した。


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