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選択肢は2つ。やるか、もっとやるか。

皆さまこんばんは。よーそろの井上明です。

瀬戸内海に浮かぶ大崎下島の御手洗地区で7つの空き家を改修し様々な仕事づくりにチャレンジして参りました。

1号店のカフェから始まり、4号店の物産館&カフェである潮待ち館をつくるあたりから、引き下がる退路を断ち「どうやったらできるか」「どうやって乗り越えるか」そればかりを考えて動くようになりました。

3号店の鍋焼きうどん尾収屋をつくる前に、店を一緒に立ち上げた矢野くん(通称やのっち)が「ここで自分も何かチャレンジしたい」とやってきて、そのちょっと前にデザイナーの小林さんと会社にしようと妻でもあるゆみと3人でよーそろを立ち上げた2014年あたりでしょうか。仲間が増え、自分だけのものではなくなったとき、少しばかり腹が据わったといいましょうか。

尾収屋外観

「どうやってやるか」そこにはもう「どうしようか、やめようかな~」と迷う選択肢はなく、”やるか”、”もっとやるか”という2つの選択肢というよりもほぼ1択であり、とにかく”やる”を決め、”もっとやる”にはどうすればよいかという思考。

とはいえ、全部が全部やるわけではなく、私が地域でものごとに挑戦にするとき私なりに抑えるべきポイントが3つあります。

チャレンジするかどうかの3つのポイント

まず1つは、ニーズが3つ以上あること。

場所で言えば、所有者さんが長らく空き家のままで困っていて使ってほしいというニーズだったり、この物語を後世に残していってほしいとか、売り物にならない柑橘を活用してほしいとか、街全体としてこういう店があってほしいとか、自分は新しいチャレンジをしたいとか...。

○○したいというニーズが強ければ強いほど、それはエネルギーであり、流す方向を変えることでとても大きな力になり、続けるためのビジネスの大きな資源にもなります。

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そして2つ目は最悪の状況になったときどこで終えられるかというリスク設定と把握ができること。

最近はこのリミットが段々と外れてきておりまして…ここまでならいける度合いが大きくなっていることを認識し、戒めながらやっております(笑)
例え死んでもこの程度だとか...汗

以前の記事でも書きましたが、1号店のカフェのときは50万円なくなったら撤退を考えようとか極々小さなものでした。(それができるのも地方ならでは)そうした小さなリスクの関所の積み重ねがより深く、数多くになってくるとできることも広がり、今まで見えなかったものが見えてきたりもします。
といっても私のやっているのはスモールビジネスなので、ある程度自分で制御できる範疇です。

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3つ目は、自分がやりたい理由・意味を見出せそうか。

基本やりたくないことはしませんが、それをすることで自分がどう成長したいのか、どういう自分になれそうかはっきりとわからなくてもそこに体験したことのないワクワク感を見出せそうならば飛び込みます。

ニーズを叶えるために”やりたいことを見つける”という考えに持っていくこともあります。やり切るための”自己暗示”も重要に思います。

そのような設定をしてものごとを決め、意味づけをしながら動くのでそもそもモチベーションをどう上げるだのそういうことは考えません。一時的にやらないこともあるし、間をあけることもあります。ただ、続けながらやり切る決断と行動あるのみ。

やって駄目なら…

やるか、もっとやるか…

もし、やってだめなら潔くやめます。

やめてみえること、わかることの方がたくさんあるので。やってみたいとやらずに終わることが私にとっては一番の後悔。出来ることならば生きているうちにやりたいことは全部やりたいと思っています。


日本は昔から建前と協調を大事にしてきました。それはとても素晴らしいことです。しかし、変わらなければいけないこともあります。

周りばかりをキョロキョロうかがわず、みんなが右といえども、左だと引っ張ってその先をみせていくリーダーシップがピンチの時には必要です。

よきリーダーシップの下、リモートワークもやってしまえば「あら、できるじゃん」「これでいいんじゃない?」となっているのではないでしょうか。「むしろこの方がいい」とも。

社会のピンチの終息がなかなか見えない中で、やるか、もっとやるか。周りを忖度してやろうかやるまいかと悩む選択肢はあるでしょうか。

どういう世の中にしたい?全てを置いておいて今しっかりと考えるべき時だと思います。そして今まさにチェンジする理由があります。それらを建前にして「行け!日本!」と言いたい。


うちも新たな借り入れを行いました。とにかく今生き残らねば。

どうやるか、もっとやるためにどうやるか知恵を絞って突き進もうと思います。失敗したらそのときゃそのとき。必死に生きるだけ。

やるっきゃない! よーそろー。











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