なかのたくじ

その土地を感じるものが好きです。日本酒、肴、ご当地本、フリーペーパー、銭湯など。 ご当…

なかのたくじ

その土地を感じるものが好きです。日本酒、肴、ご当地本、フリーペーパー、銭湯など。 ご当地の物や事にまつわる小説をメインで書きます。

最近の記事

ソバーキュリアスを始めた

ソバーキュリアス。 ソバーキュリアスとは酒好きあるいはお酒を飲める人がお酒を飲まない事を前向きに捉えてあえて飲まないライフスタイルのことだ。 私がソバーキュリアスを始めた理由は以下にあげる。 ・飲んだ後は学びや作業などができない ・翌日に残る事がある ・飲んで目覚めた後スッキリしない事が多い 特に飲んだ後何もできないという理由が大きい。これから世の中はどんどん変わっていき進化してゆくだろう。凡々と生きていては時代についていけなくなる、そのためには常に新しいものを取り入れる

    • 松江日和〜陰陽連絡鉄道に思いを寄せて帰広〜

      翌朝は6時30分頃に起きた。朝食は7時からで会場は別棟なので一度外に出る必要があった。簡単に身を整えて外に出る、まだ霧雨が降っていて肌寒かった。昨日の夏のような気温から一転して冬を感じされる秋の空気に入れ替わっていた。私は長袖のトレーナーを着ていた。それでも寒さを感じた。 朝食の会場は建物の上階にあり宍道湖が見えてとても眺めが良かった。バイキング形式で好きなものを好きなだけ取っていく。シジミやあご野焼きやのどぐろなど島根らしいメニューが目に付く。20分ぐらいで朝食を済ませて

      • 元宇品散歩日記1

        自宅から程近い元宇品海岸へいつものように散歩しに行った。散歩と行っても自転車で行ったのだが。明日からまた仕事のサイクルが始まる。今休みサイクルもパルコで開催されているブックイベントへ行ったりひなた農園へホーリーバジル収穫へ行ったり保健所へ飲食営業許可申請を出しに行ったりと充実した日々だった。 風は涼しさを感じるが太陽の光はまだまだ暑さを感じる。今日の海は少々荒かった。今休みは海を感じる時が多かった。 来年5月、プリンスホテル広島で広島サミットが開催される。水面下で準備して

        • ひなた農園でホーリーバジルの収穫

          妻が東広島市志和にあるひなた農園にホーリーバジルの収穫のお手伝いに行くというので私も興味がありついて行った。平日の朝4時30頃に起床、サッと身支度をして5時過ぎに出発した。私の会社は東広島市にあり家を出る時間も5時30分頃なので出勤日とあまり違和感のない朝だった。ひなた農園についた頃にはもうすっかり明るかった。 現地にはすでに日向さんがおられもう一人収穫に参加される方がおられた。挨拶や会話を少し日向さんから収穫の説明を受けて早速収穫スタートした。ハサミで上端の花を摘んでゆく

        ソバーキュリアスを始めた

          松江日和〜夏寄りの秋から冬寄りの秋へ〜

          私は朝から忙しない心持ちだった。 9月以降もそれ以前に比べれば暑さは和らいだものの気温は高い状態は続いていた。 だが今日の夕方以降から急激に気温が低下する予報が出ていた。 今日で本当に夏が終わる、いや正しくは夏寄りの秋が終わり冬寄りの秋が始まるのだ。 夏が好きで暗くて寒い冬が苦手な私にとって終わりの日だ。 松江にある古書店冬營舎の店主イノハラさん著の松江日乗の出版記念イベント「著者不在の出版記念イベントを考える会」に参加するため私は松江に向かう日だった。 数日前、今回のイ

          松江日和〜夏寄りの秋から冬寄りの秋へ〜

          県央保健所から足を伸ばして

          紙楽社の飲食営業の申請をするため大田市にある県央保健所に行った。 事前に工事図面は提出、指摘された箇所の修正が完了しいよいよ許可申請に至った。ここまで長かった、本当に長かった。執念が実る時が来た。来月初頭に施設検査、問題なけれが半ばに営業許可がおりる。そうなれば11月末から紙楽社はお酒やソフトドリンク、こつまみを提供する有料の私設図書館としてリニューアルオープンする予定だ。 現在自宅でドリンクの研究に勤しんでいる。 救いようのないお酒好き、紙楽社のメニューに期待していただきた

          県央保健所から足を伸ばして

          BAR水田屋

          「お父さんいい加減にして!」 長女の夏帆からLINEのメッセージが来た。私は娘のメッセージを既読無視すると決め込みスマホをカウンターの上に置いた。 少し間が空いて今度は妻の紗代子からLINEのメッセージが来た。 「たー君、夏帆から聞いたけど今、大分にあるBARで飲んでるそうじゃない。いくら緊急事態宣言が解除されたからって早計じゃないかしら。」 いつもはハートが多めの紗代子のメッセージだが今回は絵文字がひとつもなく淡々としたものだった。 妻の紗代子とは高校1年の時から