牢獄のあなたへ

眠れない夜は、あまりない。
でも、今日は眠れない。
なぜかは、考えない。
考えたら、眠れなくなってしまう。
眠れないときは、起きていようとどこかで聞いたことがある。 

noteを開いた。
眠れない人が結構いるみたい。
夜を独り占めはできなさそうだ。
せっかくの眠れない夜なのに。
誰もいない夜を望むけど、誰かがいた方が安心する年頃になったのかもしれない。
もう一人旅も行きたいと思わない。

知らない人とつながっている安心。
こんな時代があったのだろうか。
アマチュア無線とか。なにかの交信的な。
糸電話が知らない人とつながっているような、いやちょっと違うな。知らない人から手紙が届くような、いやちょっと違うな。
気配を感じているけど、夜の闇で見えないような。でも顔は見たことないけど、知っている人。応援しあっている人。そんな人達が眠れないから、夜中のnoteにいる。

良い時代に生まれたな。
新幹線よりも飛行機よりも最短。
どこでもドアよりも便利にどこの誰とでも繋がれる時代。誰が考えたのだろう。寂しい人かな。それともとても楽しい人かな。とにかく人が好きな人だろう。

誰かに繋がると良いな。
人が嫌いになってしまった人。
誰かと目を合わせられない人。
知り合いがいない土地に移り住んだ人。
山奥で生きている人。
人魚になったあなた。
竜宮城にいる君。
大勢のなかにいるのに孤独感を感じている人。

牢獄に閉じ込められていたとしても、
あなたは独りじゃないよ。

なんだか眠たくなってきました。
おやすみなさい。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?