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好きなものへの熱量 未来現在過去

僕の毎日聴いている曲を聴きながら読んでほしい。
読み方から提案させていただきます。

僕は小学生の前習えのとき、空を見上げていたような子だった。将来の夢は恐竜博士。
小学校を卒業する時、全校集会で将来の夢を発表し席に戻るような行事があった。
みんなはサッカー選手とか消防士とか、誰でも憧れるような職業を語っていた。
僕もそれに倣うように消防士と答えた。

僕は何をしたいんだろうか。夢は何なんだろうか。
わからなくなった。
中学生になるとバスケットボールに出会った。
中学2年生で茨城県西選抜に選ばれた。次第に僕はプロバスケットボール選手になろうと思い、起きている間はずっとやっていた。高校もスポーツ推薦で入学。
かなり順調なはずだったけど、怪我してしまった。
これが大きな挫折だった。
僕は何もやりたい事がなくなってしまった。
勉強も頑張っていたけど、やらなくなった。
部活もほとんどやらなくなった。
人生終わったような絶望感がその時僕を蝕んでいた。
それが卒業してもなお続くことになる。

僕は調理の専門学校を1年で辞めた。
入学式に行ってから1ヶ月行かなかった。理由は単純だ。ここじゃないと直感的にわかったからだ。
でも学費は払ったから1年だけ通ってみたけど、何も得られるものはなかった。フランス語ふーんみたいな感じなだけだ。1年間を無駄にした。今ではそう思う。
この選択は一つも間違っていなかった。

辞めてからというもの、ふらふら歩き回っていた。
スカウトはいつものようにあり、つまらないなぁ
つまらないなぁとずっと言っていた。
そんなつまらないやつだ。
そんなある日、古着屋で働く。
その古着屋で働いてすぐに、古着屋はいらないと思った。なので自分で古着屋をやり始めた。
今最先端のビジネスモデルPtoCだ。
僕はそのパイオニアだと思っている。笑

まぁそんな感じでSMAに所属し、コードブルーやらあいみょんの満月の夜ならや明日の約束やら、まぁいろんな仕事をしていろんな人と会った。
んー。なんか面白くないと思ってしまった。
何をやっているんだろう自分はと我にかえる日が増えた。面白くないからレッスンも行かない、いかされるワークショップとオーディションと仕事。
仕事は今でも楽しい。
でも終わると虚しくなる。それはきっと誰かを演じているからだ。それは自分ではないなと思って虚しいのだろう。自分には何もできないなと再確認する。
その繰り返し。いつ仕事がなくなるのかも分からないような状況が全員に与えられている。
それよりかは、これは楽しいのか?そう自問自答する日々が積み重なっている。
僕の答えはこうだ。生きている限りはやれる仕事。
求められているのであればやれる。
今できることはこれしかないと思っている。
これくらいの理由でやっている。
超有名になりたいとは思っている。だって他のことができるから。これでさらに深い答えが出る。
他の事をするためのツールであるということになる。
多分同業者からしたら、こいつは舐めてるなって思われる。僕は全然舐めてない。世の中を照らすような仕事で、それは限られた人間しかやれないものだ。
テレビや映画を見る人にとっては欠かせない人間になる。僕は、どちらかと言うと作り手の方が好きだ。
でも作りたいのはドキュメンタリー映画のようなもので、芸術作品になるような、花が散ってその花に光が入り、丸く光を映し出すような情景があるものを作りたい。あくまで人が主体であるものが僕は好きだ。
でもそれは直接的でなくて間接的に伝わるものにこだわりたい。
さらには、無音の空間に人を呼び、誰もが経験したことのある光景をプロジェクションマッピングに映し出し、当てはまる音や匂いを流し、デジタルの中で5感を感じれるような空間を作りたい。それはやはり記憶に残るような感覚を取り戻してほしいのだ。
さまざまなテックに支配された我々は、人間である事を忘れ、寂しさや憂い、幸せや孤独をネットに垂れ流し、そしてネットによって緩和されていく。
本当は人は人と触れ合い育むものであるが、実態はそうではなくなってきている。これからより一層それは強くなっていく。テクノロジーによって手懐けられてしまった。
そしてこのプロジェクトはテクノロジーの力なしにできない。実に皮肉なものだ。

僕は現在、いろんなことをやっている。
俳優、マーケティング、コミュニティ運営、
マガジンの連載、サブスクの運営などだ。
そして今年4月には大学生にもなる。
専門的分野を学びにいく。
これは僕にとっては挑戦で、逃げることのできない
覚悟の上を走る。
誰にも邪魔させない。
僕を邪魔するものは全て排除する。
これは自分の人生、自分のコンプレックスとの闘いでもある。これをやり遂げた時、新しい世界が見えると直感的に思う。

落合陽一さんが好きで、僕は社会に何ができるだろうかと考えた。
僕には大きなことは現在できない。
それならば僕のファンの方で困っている人を助けよう。
そう思ってる立ち上げたコミュニティ。
今現在たくさんの事情で孤独を抱えやすい状態が続いている。
日本の若い子で自分に自信のあるものは8%
アメリカ中国は80%
この自信が社会経済にも影響していると思う。
そして少子高齢化に直結している。

僕はそんな目的を持って、小さなところから始める。
社会にとっていい人間でありたいと思うのだ。

そして大学生活では、ITやデータサイエンス、プログラミング、社会学、英語などを主に学ぶ。
僕の好きな分野だ。
僕は理系ではなかったから今現在中学高校の数学から学び直しているが意外と忘れている。

プログラムでテックを作り、人の心や五感を際立たせるテックを作れればいいなと思っている。
それが文系でモノを作るいちばんの強みだと思う。
各々のコンテクストをより感じられるようにと。
そして記憶に残る人々が多くなるように、データを無限に保存するのではなく、保持するという考え方を提示したい。

長くなったが、僕は今やる気に満ち溢れているというか
楽しくてしょうがない。
バスケをやっていたあの頃のような感覚が戻ってきている。だからこそ、ずっとやっていられる。
たとえ分からないことがあっても、戦い続ける。
僕は落合陽一さんを師としているからだ。
そして継続をする事が今年の目標であるから。
僕は血みどろになりながら走り続ける。

小河原義経

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