和して同ぜず

この世でうまく生きていくためには、世俗の人とまったく同じではいけない。かといって、まったくかけ離れてもいけない。
また、事を成功させるためには、まったく人に嫌われてはいけない。かといって、人に迎合し喜ばすことばかりを考えてはいけない。　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ー菜根譚

処世術というやつでしょうか。仕事でもこれは言えますよね。

全く他の人と同じくやっていては個性が発揮できずにアピールも難しい。かといって協調性もなく自分の色を出しすぎると浮くし、行動が伴わずに口だけになるとそれこそ総スカンですよね。

いくら仕事ができても嫌われてしまったら皆の協力が得られにくくなり、人が一人でできることなんて限界がありますから、組織で動く強さが発揮できなくなります。でもおべっかばっかり使っているとあいつは調子がいいやつだ、とかヒラメちゃんとか後ろ指刺されたりしますし、そこにエネルギーを使っていては成長も難しいと思うんですよね。

いいこと書いてますよね、菜根譚。