自分の体のこと、どのくらい知っていますか?
突然ですが、自分の手首ってどこだかわかりますか?
背骨の位置はわかりますか?
じゃあ、目の位置は?
全部正確に答えられた人は相当体の構造について詳しいですね。
ぼくはちょっと本を読んでかじっただけなので全然です。
そして、大体の人はこれを勘違いして今まで過ごしているはず。
ちょっと面白いので紹介します。
これはぼくが勝手に思っていることですが、いわゆる運動神経がいいと呼ばれる人は、この正確な体の構造を把握するセンスがいいんじゃないかと思うのです。
それでは例題です。
前腕をひねる時の正しい回転軸は小指側(尺骨)、親指側(橈骨)のどちらでしょう?
答えは尺骨側です。
では確かめましょう。
小指を意識して前腕を捻ってみてください。
次に親指を意識して捻ってみてください。
小指意識(尺骨軸)の場合、肘があまり動きませんね?
一方、親指意識(橈骨軸)の場合、肘が動くはずです。
だから、肘を動かしたくない動作をする際に肘を意識してもダメで、尺骨側に軸がある事を意識して運動する必要があるのですね。
ゴルフのダウンスイングみたいに肘を体に寄せながら手を下ろす動作なんかはあえて橈骨軸を意識すると親和性が良さそうです。
ダーツで肘を動かしたくなければ小指側意識ですね。ぼくはこれでレーティングが爆伸びしたことがあります。
これらの例のように、体の正しい構造を表したものを「ボディ・マッピング」と呼びます。
例えばこの本はDVD付きでわかりやすいです。
ちなみに感覚のマッピングに偏りがあるんです。
それは脳は感覚がするいどい手先や口などにより意識がいくからですね。
これは運動野のホムンクルスです。
あまりに不格好。これだけ脳は手先に意識がいくんですね。
ボディマッピング、面白い分野なので気になる方は少し調べてみる事をお勧めします!
ぼくも一時期興味を持って少し触っただけなので、まだまだ勉強不足です。
この本も結構面白いです。
ピアニストとかにはアレキサンダー・テクニークというものが有名らしいですね。
脳天から体の外側へ紐で引っ張られるような感覚で姿勢良くしよう的な話だった気がします(←おい)
日本人の方でもこうした研究をしている方もいらっしゃいます。
フェルデンクライスメソッドという方法もあります。
自分がよくやる動作、正しい構造を理解してみるとよりスムーズに行えるかもしれませんね。
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