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うろ覚え台湾旅行記 (2日目のお昼)

台湾、2日目の朝。寝起きから、初日に買った台湾ケーキを食べる。冷蔵庫に入れておいたがふわふわ感は損なわれておらず美味しい。美味しいが、いくら食っても減らない。食った端から増えてるのでは?と訝しむ。とりあえずホテル朝食もあるので適当な所で切りあげた。

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ホテルの朝食はバイキング方式。食事をとるために言葉をかわす必要が無いのは実に助かる。

微妙に日本では見かけない食材が多く新鮮な気分。米は日本のご飯と比べるとしっとり感がやや足りないが気になるほどではない。油条(中華揚げパン)かな?を細かく切ったものもあった。

おかずやサラダには豆が多い印象。ひよこ豆はこの時に始めて食べたが、素揚げしてあったのかホクホクして美味しかった。気に入りすぎて帰国してからもちょいちょい買ってカレーに入れたりしている。

皮蛋もこの時が初体験。赤黒く透き通る白身と濃い緑に濁った黄身のインパクトがすごいが、食べてみれば食感のつるっとしたゆで卵。これも独特の食感が気に入って帰国してからも機会を見つけては食べている。

のんびりと支度。暑い時期だったが持ってきた着替えは最小限。ホテルに洗濯のサービスがあったが使い方がわからないので Tシャツは前日に手洗いしてクーラーの前に吊るしておいた。「服は現地で買えばいいし、最悪コインランドリーがあるでしょ」と出発前は呑気なことを考えていたが、結局どちらも現地で見つけることはできなかった。

初日は昼過ぎに着いたし、3日目は昼にはチェックアウトするしで丸一日台湾を堪能できるのはこの日だけ。すでに疲労感が蓄積しているが今日が正念場だ。

2日目の散策は台湾の若者文化やオタク事情を知るのが目的。まずは若者の街であるという西門にやってきた。

街の入口にはアニメキャラが書かれた大きな柱や看板が立ち並び、オタク文化が受け入れられているのがわかる。ラッピングバスも多く走っていた。

西門の目的は“台湾の中野ブロードウェイ”とも聞く萬年商業大樓なのだが、オタクショップのある肝心の 3〜4Fに入れなかった。エレベーターはそのあたりに止まらないし、エスカレーターは警備員さんが通せんぼしてる。単に休みだったのか開店時間ではなかったのか。

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雨が降っているがじんわりと熱いので水分補給。そこそこ色んな所を歩いて気が付いたのだが飲料の自販機が無い。街を行く台湾の人たちも持っている飲み物はだいたいドリンクスタンドで売っていたのであろうカップの飲料。ガチャポンの類はあちこちにあるので自販機文化が無いわけではないのだろうが、謎だ。

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お昼ご飯。メニューを見て食べたいものを紙に書いて渡す方式なのが言葉のわからないフォーリナーにはありがたい。

鶏肉飯。見た目は美味しそうだが味は想像とはかなり違った。まず鶏の火の通りがミディアムレア。日本だとカンピロバクター菌対策で鶏はしっかり火を通すものだが、中華圏では真ん中が少し赤いくらいの鶏が好まれるらしい。かかっているソースも砂糖醤油のような味だった。

雲吞も野菜や薬味が入っていないのでかなり薄味だった記憶がある。

続いてやってきたのは台湾のオタクロード、Y区と呼ばれる地下道。地下道へ降りるなりジャパンな看板とオタク的熱量があふれる壁画がお出迎え。

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言われなければ日本のオタク街だと思うような光景。ゲームセンター、レンタルボックス、フィギュアショップと、小さなスペースのお店が地下街いっぱいにズラリと並んでいる。並んでいる商品も日本の作品がほとんど。

なので「うわ、すごい!台湾のオタク街だ!」というよりも「日本で見た光景だな…」となってしまう。観光地的な気分で来るにはやや不向きかもしれない。

それはそれとしてこんな思いがけない光景も見られるので、ふらりとやってきて地下街を一周してみるには良い所ではある。

長くなったので後編に続く。


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