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「大麻を麻に加えろって滅多に聞かない」

「家庭用品品質表示法では大麻は麻じゃありません」 

なんか、ネットやっててみつけたサイトにB型の特徴は「なんか」「とりあえず」「めんどくさい」が口癖って載ってたけど、とりあえず大麻って一言でいえば「めんどくさい」に尽きる。 

 とりあえず、めんどくさいなら、関わるの辞めれば良いんだろうけど、そういう問題でもなかったりもしてなんかめんどくさい(笑)

で、少しでも大麻に興味がある人にとってはごくごく常識的なことなんだけど、実は大麻は身の回りに溢れていて、ほとんどの日本人が見たことも触ったことも食べたことさえあるはずなんだけど、それは大麻としては意識されていない。 

 まー、意識しなくても良いくらい馴染んでるっていえば聞こえ良いし、意識する必要も無かったりするんだけど。逆にいわゆる意識高い系で「麻の服って良いですよね〜」っていう人でも日本では麻=大麻ではなく麻=苧麻(ラミー)&亜麻(リネン)であって、大麻(ヘンプ)は指定外繊維であることを知らない人もいる。 

 だから、麻100%の服は確実に100%大麻の服じゃないんだけど、時と場合と人によってはその間違いを指摘できないってこともあって、モヤモヤすることもある。とはいえ、広義の麻は植物の繊維がぜーんぶ含まれるからまぁ、良いんだけど、狭義の麻は大麻だけなんだよなぁ。めんどくさい。 

 大麻を麻って言っちゃいけないってのは 「家庭用品品質表示法」という法律で決められてる。まぁ、ファッション業界・アパレル業界の人たちでさえ、僕はそういう人たちは知識がなかったり無自覚というより確信犯が多いと思ってるけど、「麻100%=ヘンプ」「ヘンプロープ、素材はジュート」みたいな感じなこと言ってたり、ごちゃ混ぜにして使ったりしてるからよりめんどくさいことになるのだけれど。 

 家庭用品品質表示法(昭和36年法104号、37年10月1日施行)は「家庭用品の品質に関する表示の適正化を図り、一般消費者の利益を保護することを目的」として昭和37年から施行されている。法的には「指定外繊維(ヘンプ)」とか「麻紐(ジュート)」とか表示するべきなんだろうけど、麻は麻だからなぁ。法律が混乱に輪をかけている、あぁ、めんどくさい。 


 個人的には法を意識しないことは当たり前で、意識する必要もなかったりもすると思っている。誤解を恐れずに言えば、法は社会がとりあえずスムーズにいくための一応の約束事に過ぎないのだからなんらかの問題が生じた時に意識する程度のもんだ。普通に生活しててやっちゃいけないことってのは法っていうよりむしろ社会通念とか道徳観に従ってやらないってことが多いように思う。大丈夫かな〜って悩むときは法を考える。 

 法のことばっかり気にしてたら何にもできなくなっちゃうし、弁護士の仕事なくなっちゃう。デスるつもりはないけれど、黒を白に変えてくれるくらい法を駆使して弁護してくれるのが弁護士。弁護士のお世話にならなくても良いならその方が良いに決まっている。普通に生活したいからトラブル請負人、法のスペシャリストとしての弁護士という仕事だってあるのだ、、、って遠い親戚もおじさんに聞いたことがあったかもしれない。

 法を逆手にとってとか、法の網をかいくぐってとかめんどくさいでしょ。法の精神は遵守すべきだけど、法律のことばっかり気にしてたら息苦しいし堅苦しいし、めんどくさい。道路で知り合いに合えば立ち話もしたいし、最近はトイレも近いから立ち、、、することもあるし、車来なけりゃ赤信号だって渡っちゃうし、人混みのないところならタバコくらい吸わせろよ、、、と近所のおじさんが言ってました。厳密には道交法やら条例違反だったりもしますが。 

それはともかく、大麻こそが麻なんだから指定外繊維ではなく麻って表示できるようにしろ、って議論は滅多に聞かない。それは実害がそれほどないこと、他の麻との差別化ができることも影響しているだろう。そして大麻取締法への関心に比べてさほど関心がないことが大きい。大麻取締法についての議論はあるけれども家庭用品品質表示法の改正とか滅多に聞かないし大麻取締法の廃止や改正を求める熱意と比較するとまったくないと言っても良いくらいだ。 

広義の麻は植物の繊維、狭義の麻は大麻なんだけど、それ以外に定義がいっぱいあるからめんどくさい。そういえば松浦はなんか現在はB型らしいです。昔はA型だったのに(笑)。そして占いとか信じないですが、高校一年生まで自分の血液型はA型と信じてました。大麻の有用性も信じてます。


 

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