「作曲」というものを体感中:DTM初心者の独り言
今年の1月2日以前、DTMをはじめる前のぼくにとっては、「作曲」という言葉はどこか遠い存在というか、「すごいなぁ」とつぶやいて終わるような、自分とは関係のない言葉でした。
あれから3ヶ月弱、「おれ作曲してるんじゃん!」という興奮と共に、それを体感できているような気がします。
というのも、いま近所の公園をイメージした曲を制作中で、エンジンがかかってきて毎日30分ほどの作業が楽しい。
スタート方法がわからなかった
今は調べれば「初心者向け 作曲のステップ」みたいな記事や動画はたくさん見つかります。実際、いろいろと調べてみて「へぇ〜!」と勉強になったり。
それでとりあえず、自分なりに作曲の段取りをつくってみました。僕のレベルだと、真っさらなキャンバスからのスタートなんて、迷子になるだろうなって。
ただ、順調には進まず...
ステップ4の「使うコードを決める(好きな曲を参考)」まではよかったんです。
でも、次のステップ「サビを作る」でまた迷子になってしまいました。
言ってしまえば、ここまでの作業は頭脳作業で、手を動かしてはいなかったわけです。
パソコンの前に座って、DAWソフトを立ち上げてからが本番だと知りました。手が迷子になって、動かなかった。
先に曲の構成(コード進行)を全部つくった
なので何をやったかというと、曲全体のコード進行を先に作りました。Aメロ、Bメロ、サビ、2番、アウトロ、みたいな。
使うコードは好きな曲から8個ほどピックアップしていたので、それをMIDIキーボードで響きを確かめながら打ち込んでいきました。
構成をつくって、終わりの秒数をみてみると、3分20秒。「これ十分な長さじゃん」ってなって、一気にイメージがわきました。
コードだけではありますが、曲全体の流れができあがったことで、自分が取り組もうとしているものの正体が見えてきたような気持ちになって。
「次は別のメロディ、ベース、バスドラ、エフェクト」みたいに、一気に次のステップが見えてきました。
コード進行=骨格
全体のコード進行を先に決めちゃうっていうのは、人間でいうと骨格をつくるのに似ている気がします。骨格を先につくることで、次は血管、筋肉、皮膚とかって進めるようになりました。
作曲の手順って、人によってはドラムやべースが最初とか、印象的なメロディができたらそれを起点に広げるとか、先にサビ作っちゃうとか、いろいろあるとは思います。
ぼくは経験がほぼない状態だったので、先に曲全体のコード進行(骨格)を作ることがイメージ作りというか、エンジンがかかるきっかけになりました。
この「エンジンがかかる作業」っていうのは、今後も変わってきそうではありますが、とりあえず1曲目はこれでうまくいってホッとしています。
今月中か、来月の頭までには完成させたいところですが....
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