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配信映画感想生活

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Amazonプライムビデオ、Netflixで、配信されている映画を観て、感想を書いています。 面白ければ、面白い。 つまらなければ、つまらない。 他の人に邪魔されない。 …
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#アカデミー賞

救いのない人生 『shine』(1997年)

33点/100 ザビーチボーイズのブライアンウィルソンの伝記映画『Love & マーシー』があまり好きじゃない。 この映画も同様の題材で、同様のエンドへの運びになる。 よって、この点数になっている。 あらすじ主人公 デヴィッド・ヘルフゴットは、父親の夢を強制的に背負われた少年。 父親であるピーターは、自分が買ったヴァイオリンをピーターの父親(デヴィッドの祖父)に破壊され、夢を壊された。 そんなピーターは、デヴィッドに対して、 "お前は、ラッキーだ" と語る。

真実こそ嘘の中に 『アメリカン・フィクション』

55点/100 基本的には、これぐらいの点数だと思って欲しい。 フェイブルズマン方式をとっている。 面白いものは、面白く。 つまらないものは、つまらない。 x軸が点数、y軸が満足度なら、S字を書くような点数表をイメージして欲しい。 今作は、普通より、やや面白い程度だったので、55点という点数になっている。 アフリカンアメリカン昨日のアカデミー賞作品賞にノミネートされていた『アメリカンフィクション』。 日本では、劇場公開もなく、アマプラでの独占配信となっている。

宗教と主義 『ウーマン・トーキング 私たちの選択』

?点/100 点数制を始めて、3日目にして、壁にぶち当たった。 算数の正確さとポエムの美しさを同じ基準で、判定していいのかという問題だ。 スーパーヒーロー映画の『The FLASH』と今作『ウーマン・トーキング 私たちの選択』を同基準で、判定出来そうにない。 そもそも、男性である自分が点数にかこつけて、判定できる映画じゃないと思った。 劇中で、登場する 『逃げる』と『出ていく』は、違うこと とあるが、『逃げる』に近いかもしれない。 絶賛うつ状態嫌なことが度重な

Netflix 『西部戦線異常なし』にグッと来た

アメトークの読書芸人で、ヒコロヒーが映画が面白かったので、その原作を紹介していた。 それが『西部戦線異常なし(all quiet on the western front)』だ。 マイリストに入れたまま、放置していた。 戦争ものだが、ミリタリーオタクじゃない当方でも、楽しめた。 いや、素晴らしかった。 ※ ざっくりと、あらすじが書いてあるので、ネタバレを含みます。 2023年のアカデミー作品賞●西部戦線異状なし(All Quiet on the Western F