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【東京・羽田】第3ターミナルのガイドツアーに参加、空の玄関口について学ぼう

悩み事は、散歩して忘れるのが一番。まあちょっと外へ出てみたまえ。ほら、悩みごとなんか、翼が生えて飛んで行ってしまう。

Dale Breckenridge Carnegie

 東京の空の玄関口といえば羽田空港。国際線ターミナルの第3ターミナルには、地元のボランティアガイドさんによるツアーがあるのをご存知でしょうか。
 月1回、土日どちらかの開催で参加費は無料、午前と午後に1回ずつで事前抽選で30名が参加できるというもの。

 少し前の2016年になりますけど、このツアーに参加してきた時の様子をご紹介しておきます。


羽田空港国際線ターミナル見学ツアーに参加

 羽田空港の国際線旅客ターミナルビルの拡張部が利用できるようになったのは2014年。その後、2020年には第3ターミナルに名称変更となり、2023年には羽田エアポートガーデンもオープンするなど、羽田は国際線空港としても発展してきています。成田と比べると、都心に近いというのは大きなメリットですね。

 ガイドツアーは上に書いたよう現在は事前抽選になっていますけど、2016年当時は予約不要・先着順だったんです。私が参加した回は締切時刻10分前に満員に、せっかく行っても参加できないという不幸をなくすために変更したんでしょう。
 10名弱のグループに分かれて、お祭り広場、スカイロード、ショップ街、展望デッキ、江戸小路と巡って。それぞれのエリアについてテキパキと説明をして頂けるので、効率よく知識を得ることができるのに感謝です。

提灯と木材、日本らしい風景ですね


国際線ターミナル、最先端技術と江戸情緒が併存

出発フロアの天井

 さて、この天井は何をモチーフにしているでしょう?とガイドの方からのクイズ。

  1. 船底

  2. クジラ

 デザイナーは、この空間を大空への出発、すなわち空を表現していたとのこと。これで答えはおわかりになると思います。

 この施設はユニバーサルデザインをふんだんに取り入れており、筆談用タブレットを置いたり、困っていそうな人に積極的に話を聞くスタッフを配置したりしているんだそう。案内表示のフォントも読みやすさ重視だったりと、多様な人々が利用しやすいようになっているのも素晴らしい。
 地下の冷たい空気を使ったエアコンもあったりと、様々な先進的取り組みが散りばめられているというのも、ガイドの方に教えて頂いてこそわかることかなと。
 1時間ちょっとのガイドツアーの最後は日本橋。実物の1/2、素材といい造りといい、よくできた細工だと感心しての締めでした。

 ガイドツアーについては以上、来週はこの後楽しんだグルメについて書きますので、どうぞお楽しみに。



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