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【百年ニュース】1921(大正10)12月20日(火) 作家の五味康祐が大阪市難波で誕生。八尾中学から早稲田高等学院,明治大学専門部。学徒出陣,戦後南京にて捕虜に。1953(昭和28)「喪神」で芥川賞受賞。1956(昭和31)『週刊新潮』創刊号より「柳生武芸帳」を連載。剣豪小説を多く残す。1980(昭和55)没,享年58。

作家の五味康祐が大阪市難波で誕生しました。八尾中学から早稲田高等学院、続いて明治大学専門部に進学。学徒出陣で中国戦線に出征し、終戦時に南京で捕虜となりました。

1953(昭和28)年に「喪神」で芥川賞を受賞。1956(昭和31)年『週刊新潮』創刊号より「柳生武芸帳」を連載し、剣豪小説を多く残しました。1980(昭和55)年に死去、享年は58歳でした。

五味康祐はオーディオ評論家としても知られています。生涯を通じて理想の音を追い求め、オーディオに関する優れた著書を発表しました。

五味が死後に残したオーディオ機器やLPレコードなどのコレクションは練馬区が受継ぎ、現在も維持されて「生きている音響遺産」として音を聴くことが出来ます。

青年時代の五味康祐
映画『柳生武芸帳 片目の十兵衛』
五味康祐(1921-1980)
五味康祐(1921-1980)
五味康祐 オーディオ遺産(練馬区立石神井公園ふるさと文化館分室)1
五味康祐 オーディオ遺産(練馬区立石神井公園ふるさと文化館分室)2
五味康祐 オーディオ遺産(練馬区立石神井公園ふるさと文化館分室)3
五味康祐 オーディオ遺産(練馬区立石神井公園ふるさと文化館分室)4


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