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【百年ニュース】1921(大正10)4月13日(水) 画家のウィリアム・ストラング(William Strang)が死去,享年62。スコットランドのダンバートン出身。16歳でロンドンに出て美術を学びました。肖像画や人物画を多数残したほか,版画でもジョン・バニヤン『天路歴程』の挿絵が著名。二人の息子も版画家になる。

画家のウィリアム・ストラングがイングランド南部ドーセットの南海岸の街ボーンマスで死去しました。享年62でした。

ストラングは1859年、スコットランドのダンバートンで生まれました。父は建築家でした。16歳でロンドンに出てスレード美術学校で著名な画家であるアルフォンス・ルグロに学びました。1881年、22歳で「王立画家、版画家協会」の創立会員になりました。

肖像画や人物画を多数残したほか,版画でもジョン・バニヤンによる古典的なプロテスタントの宗教書『天路歴程(てんろれきてい)』の作品などが著名です。二人の息子,イアンとデーヴィッドも版画家になりました。

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なおストラングの出身地、スコットランドのダンバートンは古代のストラスクライド王国の首都として栄えましたが、現在はグラスゴーの郊外という位置づけで、現在人口は2万人足らずの小さな町です。

このダンバートン出身の有名人は、ロックバンド、トーキングヘッズのリーダー、デヴィッド・バーンです。デヴィッド・バーンは1952年ダンバートンで生まれましたが、幼少時にカナダのオンタリオ、ついでアメリカのメリーランド州に移りました。現在でも英国と米国の二重国籍で知られています。

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