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【百年ニュース】1920(大正9)7月13日(火)来日中のルーマニア皇太子カロル親王が代々木練兵場で第一次世界大戦の殊勲者12名に勲章贈与。ドイツ帝国の東アジア拠点だった青島を攻略した第18師団長神尾光臣陸軍大将、地中海航路護衛の第二特務艦隊司令官佐藤皐蔵海軍少将ら。

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カロル皇太子(26)が淳宮,のちの秩父宮雍仁親王(18) に「軍隊生活は如何ですか、さぞやえらいことで御座いましょう」問いかけると、「四月入営したばかりでまだよく慣れないですが非常に愉快です」と返答。淳宮入隊にあたり、第三連隊には建物修繕費用16,700円が下賜された。

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「午前11時30分御出門、宮城へご参内になる。ご告別のため参内のルーマニア国皇太子カロル親王を御車寄階上においてお出迎えになり、それより桐の間において皇后とともに親王と御会談になる。ついで豊明殿における午餐に御臨席になり、皇后・カロル殿下および載仁親王以下の皇族と御会食になる。ルーマニア国皇太子随員・内閣総理大臣原敬・外務大臣内田康哉・宮内大臣中村雄次郎以下諸員が陪席する。御食後、千種ノ間において皇后・カロル親王と御談話になり、親王の退出を御車寄階上より見送られる。(昭和天皇実録)」

「先日来京されたるルーマニヤ皇太子、明日出発関西に赴き月末帰京の予定につき、本日宮中において午餐会あり、皇后陛下ならびに皇太子殿下の御臨席あり、余および外相陪席したり(原敬日記)」

皇太子裕仁親王4

貞明皇后

原敬5

内田康哉

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