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【百年ニュース】1921(大正10)6月16日(木) 住宅地図ゼンリンの創業者,大迫正冨が大分県宇佐市で誕生。戦後満州から復員し,1949(昭和24)華交観光協会を設立,観光客向け小冊子『年刊別府』を出版。巻末付録の市街地図が好評を博す。翌年社名を善隣出版社(善隣友好)と改め,本格的に住宅地図の製作に進出。

住宅地図で有名な株式会社ゼンリンの創業者、大迫正冨が大分県宇佐市で誕生しました。大迫は戦後満州から復員し、1949(昭和24)華交観光協会を設立、観光客向け小冊子『年刊別府』を出版しました。巻末付録の市街地図が好評を博しました。

翌年社名を善隣出版社と改めて、本格的に住宅地図の製作に進出しました。善隣友好という意味です。詳細な地図は軍事情報にもなりますので、世の中が平和でなくては民間企業が扱うことは出来ません。戦中に苦労した大迫の、平和を願う思いが、この社名にもあらわれています。

01大迫正冨

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