【百年ﾆｭｰｽ】1921(大正10)5月31日(火) オクラホマ州タルサ市グリーンウッド地区で大規模な人種間の衝突が発生。白人暴徒が黒人住民を殺害し,アフリカ系市民の暮らす同地区を破壊した。米国史上最悪の人種虐殺事件。正式な死者数は不明だが約250人が犠牲になったとされる。
オクラホマ州タルサ市グリーンウッド地区で大規模な人種間の衝突が発生しました。白人暴徒が黒人住民を殺害し,アフリカ系市民の暮らすブラック・ウォールストリートと呼ばれた地区に放火し破壊しました。米国史上最悪の人種虐殺事件とされています。正式な死者数は現在でも不明ですが、約250人が犠牲になったものと考えられています。タルサ人種暴動、グリーンウッドの虐殺、ブラック・ウォール街の虐殺とも呼ばれています。
この事件を扱った2014年のベストセラー、コリンダ・マーシュの『Holocaust in the Homeland: Black Wall Street's Last Days』は映画化が決定し、現在ティム・ストーリー監督のもと撮影が進行中とのことです。コロナウィルスの蔓延により上映が遅れていますが、100周年にあたる今年中には公開されそうです。
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