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【百年ニュース】1921(大正10)3月13日(日) 元満鉄課長の山田潤二が上京,満鉄疑獄事件がヒートアップ。山田は塔連炭鉱買収関連の社内文書を東京日日新聞にリーク,翌月には『赤心録』を出して告発した。野党憲政会は同書を渦中の与党政友会森恪の選挙区に配布し攻撃を強めた。

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この頃から昭和前期にかけて二大政党による醜聞合戦が激化し、結果として次第に国民の政党離れと,軍部への期待を醸成した。

満鉄疑獄事件を告発した山田潤二『赤心録』民友社,大正10年。

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