【百年ﾆｭｰｽ】1921(大正10)7月5日(月) ソ連の元元帥ヴィクトル・クリコフ(Viktor Kulikov)誕生。1941グロズヌイ工兵学校卒,すぐに独ソ戦に従軍。第41戦車師団。1943第143独立戦車旅団参謀長。戦後も昇進を重ね,1971ソ連軍参謀総長。1977元帥,ワルシャワ条約機構軍総司令官。2013没,享年91。

ソ連の元元帥ヴィクトル・クリコフが誕生しました。クリコフはロシアのスタヴロポリで育ちましたが,このスタヴロポリという地方は,クリコフの10歳年下にあたりますミハイル・ゴルバチョフの出身地として知られいます。

クリコフは1941年6月10日,グロズヌイ工兵学校を卒業しますが,わずか12日後にナチスドイツによるソ連への奇襲によって独ソ戦が始まります。クリコフは第41戦車師団に配属され従軍します。1943年には第143独立戦車旅団の参謀長に昇進し,ドイツに対する戦功をあげました。

戦後も昇進を重ね,1971ソ連軍の参謀総長。1977元帥となり,さらに同年ワルシャワ条約機構軍の総司令官となり,実に1989年まで12年に渡りその地位にありました。2013年没,享年は91でした。