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【百年ニュース】1921(大正10)6月7日(火) 医師バーナード・ローン(Bernard Lown)誕生。ソ連時代のリトアニアのユダヤ人家庭で生まれ,14歳で米国移住。不整脈に電気的刺激を与え除細動や同期性通電を行う除細動器を発明。1985年反核国際医師の会でノーベル平和賞受賞。今年2021年2月16日,99歳で死去。

ノーベル平和賞を受賞したハーバード大学の医師バーナード・ローン誕生。あるいはバーナード・ラウンと発音することもある様です。ソ連時代のリトアニアのユダヤ人家庭で生まれ,14歳のときに米国に移住しました。研究だけではなく、臨床医としても一流の心臓医だったローンは、不整脈に電気的刺激を与えることで、除細動や同期性通電を行う「除細動器」を発明しました。現在では「自動体外式除細動器」すなわちAED(Automated External Defibrillator)として実用化されています。

平和運動家としても知られ、1985年にはローンが設立に携わった「核戦争防止・国際医師の会」(International Physicians for the Prevention of Nuclear War)がノーベル平和賞を受賞しました。ローンの有名な言葉として「行動を伴わない希望は、絶望である。(Hope without action is hopeless.)」が有名です。非常に長命で、今年2021年2月16日に99歳で死去しました。

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