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【百年ニュース】1921(大正10)4月30日(土) 米国の科学者ロジャー・イーストン(Roger L. Easton)がバーモント州で誕生。GPS(全地球測位システム)生みの親。1955海軍研究所でヴァンガード提案書執筆,アイゼンハワー政権採用。1974人工衛星NTS-2が最初のGPS信号発信。2010全米発明家殿堂。2014没,享年93。

GPS(全地球測位システム)の生みの親として知られる米国の科学者ロジャー・イーストン(Roger L. Easton)がバーモント州クラフツベリーで誕生しました。父は内科の医師のフランクB.イーストン、母は教師のDella Donnocker。1943年にミドルベリー大学を卒業し、ミシガン大学に進学、1943年に海軍研究所に入りました。海軍研究所ではおもにレーダービーコンの研究など無線部門で働きました。

1955年に米国衛星プログラムに関するプロジェクト・ヴァンガードの提案書を執筆し、当時のアイゼンハワー政権に提出、採用されました。この計画に基づき、1959年海軍宇宙監視システムを設計、1974年人工衛星NTS-2が打ち上げられ最初のGPS信号が地上に送られました。2006年ジョージWブッシュ大統領よりGPS技術の業績により国家技術賞が授与され、2010年には全米発明家殿堂に入りました。2014没。享年は93歳でした。

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