【百年ニュース】1920(大正9)8月30日(月)群馬県伊香保温泉で火災。亀屋旅館から出火、湯治客2300名と住民2000名が焼け出される。当時伊香保には東久邇宮稔彦王妃聡子内親王,西園寺公望,牧野信顕,小松輝久,古河虎之助,三井高保,小室翠雲,高橋義雄,5代目中村歌右衛門ら著名人が多数が滞在していた。
幸い伊香保御用邸に火災の被害は及ばず。御用邸に滞在していた東久邇宮聡子内親王は内園を近隣被災者の避難所として開放した。聡子は明治天皇の第9皇女(泰宮)で大正天皇の妹。夫の稔彦王は1945(昭和20)鈴木貫太郎内閣総辞職後、日本史上唯一の皇族首相として内閣を組織した。
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