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【百年ニュース】1921(大正10)9月5日(月) 日光田母沢御用邸の御休所前庭で,珍しい大正天皇4皇子の写真が撮影される。皇太子裕仁親王(昭和天皇),淳宮雍仁親王(秩父宮),光宮宣仁親王(高松宮),澄宮崇仁親王(三笠宮)。撮影者は宮内省調度寮嘱託で明治以来のベテラン写真技師である丸木利陽(1854-1923)。

日光田母沢御用邸の御休所前庭で、たいへん珍しい大正天皇の四皇子の集合写真が撮影されマスコミに公開されました。皇太子裕仁親王(のちの昭和天皇)、淳宮雍仁親王(秩父宮)、光宮宣仁親王(高松宮)、澄宮崇仁親王(三笠宮)の四人です。

撮影者は宮内省調度寮嘱託で明治以来のベテラン写真技師である丸木利陽<まるき りよう(1854-1923)でした。丸木は明治天皇や昭憲皇太后の写真を撮影し、2万枚を焼き付けて全国に配布したことで知られています。

最初は裕仁親王が幼い澄宮と手を繋いでいる写真も撮影されましたが、おそらく撮影者の丸木の進言で裕仁親王は手を放し、手を繋いでいないほうの写真が公開されました。

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