【百年ﾆｭｰｽ】1920（大正9）4月23日（金）ニューヨーク日本協会会長ヴァンダリップ(Frank A. Vanderlip)を団長とする米国実業視察団の日程が発表される。前月はアレクサンダー(Wallace M. Alexander)を団長とする西海岸実業家使節団が来日。米国の対日感情は1915の対中21カ条要求以来悪化していた。
前年1919(大正8)パリ講和会議で日本の山東権益継承が認められると中国では五四運動が発生。同時に米国世論も沸騰し「極東のアルザスロレーヌ」と日本を痛難した。米国上院での共和党によるヴェルサイユ講和条約否決の大きな理由のひとつは日本の権益継承反対(中国擁護政策)。
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