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ゼロから覚醒Final 読解力完成現代文



みなさんどうも、こんにちは。

スタサプ現代文講師の柳生好之です。

本日は『ゼロから覚醒Final読解力完成現代文』の発売日です。

今回はどのような思いからこの本ができたのかを説明いたします。

1、近年出題される超長文対策の参考書が欲しかった

長文読解の対策として「意味段落分け」「要旨把握」「要約」というトレーニングが行われてきました。

これまで長文読解の対策本として最も定評があったのは『現代文読解力の開発講座』です。

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この本は『イイタイコトに飛び蹴りする』方法が説明されています。「譲歩」や「論証」や「具体例」などのレトリックに関しても説明があり、要旨を把握するための読み方が講義形式で説明されている点が特徴でした。

一方で、発売されたのは1993年とかなり昔になっています。ですから、収録されている文章が現在の入試問題と比較すると「短い」のです。例えば、センター試験が始まった年(1990年)の問題が収録されているのですが、文章の字数は次のとおりです。

●1990年大学入試センター試験第1問……1625字(文章のみ) 

最近始まった共通テストの問題と比較をしてみましょう。

●2021年大学入学共通テスト第1問……3401字(文章のみ) 

なんと倍以上になっています。同じ制限時間でこれだけの文章を読まなければいけないのですから、明らかに新しい対策が必要になることが分かると思います。

そこで『ゼロから覚醒Final読解力完成現代文』では最新の問題を取り入れて「要旨把握」「要約」のやり方が学べるように作りました。

2,要約のやり方を詳しく解説する本が欲しかった

現代文の勉強法として「要約」というのは昔から行われている方法です。もちろん正しく行うことができればとても効果的な勉強法なのですが、多くの受験生が挫折する原因ともなっていました。

そこで、初学者でも挫折しないで「要約」のやり方を学べる本があったらいいなと考えました。

先程の『現代文読解力の開発講座』は、「要約」には「根拠」と「主張」を入れるべきだということを学べる良書です。しかし一方で、「要約課題」が一番初めに設置されており、要約のやり方がわからない読者は初手で詰んでしまいます。

そこで『ゼロから覚醒Final読解力完成現代文』では、まず一周目は長文の「読み方」や「要旨の捉え方」を学んでもらい、二周目で「要約」にチャレンジするという方法を取りました。「要約課題」をあえてダウンロード特典にすることにより、一周目に「要約」の存在が気にならないように作りました。

3,論理的文章や文学的文章から複数テクストの読み方まで網羅

大学入試で出題される文章は多岐にわたります。「評論文」「小説文」「随筆文」「実用文」「複数テクスト」というように、現在では様々な形式の文章が出題されるようになりました。

そこで、最新の文章ジャンルの読み方がすべて分かる本がほしいと思いました。

現在入試で出題される文章の「読み方」をここまで詳しく解説したものはないと思います。

『ゼロから覚醒』シリーズの最終章、最高に楽しんでください!

4,2021年最新版柳生ルート

下記の記事で2021年最新版柳生ルートが解説されています。是非参考にしてください。

5,『ゼロから覚醒Final』ダウンロード特典


http://kanki-pub.co.jp/pages/yyzero3/

【スペシャル特典】
要約の練習の他に、
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