見出し画像

【介護】「久遠チョコレート@カンブリア宮殿」を介護現場に活かしてみる

久遠チョコレート美味しいですよね。
見出し画像のテリーヌは種類の多さと可愛らしさ、何より美味しいんです。自分のためにというよりは贈答品として買うことが多いです。

久遠チョコレートは障がい者雇用を積極的に行っています。700人中430人がショコラティエとして活躍しています。

全ての工程で障がい者が携わっているわけではありません。チョコレートの材料費として使う抹茶の粉を石臼ですり潰す作業をする人もいれば機械を使ってチョコレートを練る、テリーヌを切るなどその人に合わせて仕事が割り振られています。

チョコレートは失敗しても溶かしてまた作り直せる

久遠チョコレートの社長である夏目さんの障がい者雇用のスタートはパン屋として始まりました。パンは出来上がるまでの工程が複雑でパンの状態によってその場で対処しなくてはいけません。急な対応が苦手な人では向きません。複雑な工程の上、パンを高く売ることはできないので経営としては難しいです。

その分チョコレートは一つひとつの工程は単純なところがあるので任せやすく、失敗しても溶かしてまた作り直せます。また、パンよりは付加価値をつけて高く売ることができるので給与に還元しやすいです。
自分へのご褒美として高いパンを買おう!よりチョコレートを買おう!をよく聞きます。

介護現場で考えてみましょう。
仕事が苦手な人はどの現場にもいます。
ここでの苦手を定義すると「決められた仕事を早く丁寧に確実にできない」とします。
仕事が早くて丁寧にできる人からすると「あの人とパートナーになると自分がフォローしなくて大変」となり「頑張った人が損をする」=「退職する」という流れになってしまいます。
さてどうしたものか。

介護現場は複雑業務です。相手が人(入居者やスタッフ)なので同じシーンはありません。極端に言うと常にイレギュラーな場面でその都度さまざまな選択肢の中から選ばないといけません。Aさんは◯を選択したがBさんは×を選択することは多々あります。そこでAさんとしたら「なんでBさんは×をするの!?ここは◯でしょー」と摩擦が生まれ、愚痴へと繋がっていってしまいます。
人の価値観なんて人の数ありますからね。

方法の1つとして「ルールにする」が有効です。
◯と×という2つの方法があるとした場合に△をルールにします。もちろん◯をルールにする場合もあれば×をルールにすることもあるでしょう。

ルールは縛り付けるものではありません。価値観が違う人がいる現場に統一感を持たせるためにルールが必要です。何か基準がないと「どうする?」を毎回リーダーが決めないといけなくなり混乱してしまいます。

久遠チョコレートからチョコッと考えてみました笑

バレンタインは自分へのご褒美として久遠チョコレートを買ってみてはいかかですか?
#久遠チョコレートの回し者です

【関連記事】



あとがき

今年の漢字一文字は「拡」にしてみました。地元の道の駅のイベントがあり、気になるお店が出店していたので店長さんや生産者さんとチョコっとだけ話してきました。どう繋がっていくかは分かりませんがまずは動いてみるを意識してみました。話しかけるのって勇気いりますよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?