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先行者利益を獲りにいく

配属先の老健のナンバー2(事務長)が代わりました。人事異動です。
ナンバー1の施設長は医師なので実質、事務長が老健の経営を行っています。

前事務長には職員のこと(良い・悪い行動、人間関係、退職)を報告していました。
前事務長から新事務長に引き継ぎはあるとしても全ての部署からの事案を全て引き継げるとは思いません。
ここで「前事務長には伝えてあったのにー!ムキー!」となってはいけません。

大切なのは新事務長にいち早くアプローチすることです。
先行者利益を獲るのです。
2番手3番手では遅いです。
1番を狙うのです。
さらに口頭で伝えるだけじゃなく文書にして渡すことが重要です。
A4用紙の裏表ぎっしりな情報を詰め込みました。
 
6月26日に異動発表があってから新事務長が出勤するのが7月1日。初日は辞令式など挨拶回りで忙しい。
2日にアポをとりみっちり30分話ができました。

最優先事項として3つ。その中でより最優先である介護士または看護師スタッフの補充を伝えました。
家庭の事情や体調不良で退職したスタッフが続いています。

人事採用は施設単体ではなく本部が行っています。
会社内の事業所の多くがスタッフ不足を訴えています。本部に「スタッフを他から回してくれー、採用をしてくれー」だけでは他と同じになってしまいます。
新事務長には「入社率が上がり利益アップは確実。人件費に余剰がある」という手土産を渡し本部と交渉してもらいます。

僕は昨年の6月に老健の立て直すために異動してきました。
変化を嫌う人が辞めていきました。
どの業界も人手不足なので人材を流出させてはいけません。
ただ、合わない人が居続けることで辞めてほしくない人が辞めていってしまいます。

今は新陳代謝の時期だと自分に言い聞かせ少ない人数で最低限のサービスを提供する方法を毎日考えて即実行しています。

まだ時間がかかりますが、良い方向にいきそうです。

あなたも頑張って。

僕も頑張ります。


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