短編物語:ひとりぼっちの仔猫の冒険
むかしむかし、遠い森の中に小さな家がありました。
その家の前には大きな桜の木があり、その木の下で、
小さな仔猫がひとりぼっちで遊んでいました。
その子猫の名前はポコです。
ある日、ポコは森の中で遊んでいるうちに道に迷ってしまいました。
大きな木々や草原がどこまでも続き、
ポコはどうやって家に帰ればいいのか分かりませんでした。
とうとうポコは泣き出してしまいました。
すると、そこに、遠くの方から優しいおばあさんがやってきました。
おばあさんはポコを見つけて、優しく微笑みました。
「もう大丈夫だよ、ポコ。案内してあげるからね。」
おばあさんとポコは一緒に森を歩きました。
途中には美しい花やキラキラ光る川を見つけながら、
おばあさんはポコにたくさんのお話をしてくれました。
ポコはお話に夢中です。
そして、おばあさんとポコは家に無事に帰ることができました。
ポコはおばあさんに感謝し、
「おばあさん!またお話を聞かせてほしいな。」と言いました。
おばあさんは笑顔でポコに言いました。
「もちろんだよ、ポコ。いつでもおいで。」
ポコは安心したのから幸せそうに夢の中へと旅立ちました。
おばあさんの優しいお話が、ポコの心を安らかな眠りへと誘いました。
そして、ポコは次の日も元気に目を覚まし、
楽しく遊んだのでした。
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