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BlenderでPS1風に低解像度でレンダリングしたものをアップスケーリングして動画にする

個人的な備忘録になります。
タイトルを正確に書き直すと「Blenderを使って低解像度で書き出したpngアニメーションを、連番画像として1つの動画mp4に再編集することでアップスケーリングを実現する」です。

・低解像度で直接mp4として書き出した時の問題点。

ここでは320x240で書き出した場合を記します。
まず、通常通りBlenderでmp4としてアニメーションをレンダリングした場合、以下の通り、単純に画質が低下する。
mp4で出力した場合はアップスケーリングは叶わない。

・先にpngで出力して解決をする

解決策の手順は以下の通り

1.まず、3Dモデルやアニメーションを設定し、その後以下の記事通りに各種設定を行う
(基本的にはフィルターサイズが0.00になっていればよい)

2.「ファイルフォーマット」をpngに指定して任意のフォルダ等に「アニメーションレンダリング」する

3.「出力プロパティ」の「フォーマット」を、今回は320x240と同じ比率である、1440x1080に変更する

4.「Video Editing」を開く

5.Shift+Aで「画像/連番画像」を選択し、上記2で出力したpngを全て読み込む

6.「出力プロパティ」でmp4出力ができるように設定を変更する

7.「シーケンス動画をレンダリング」すると、指定したフォルダにmp4が出力され解決

違うシーンの動画になるが、明らかにジャギーが鮮明になっていることが分かる。


色々調べるのに時間がかかりましたが以上になります。
ありがとうございました。

(コンポジットノードを使用すれば解像度を下げる必要もなくなるんですけどね。)


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