睡眠時の脳波
今回は、睡眠時の脳波について整理していきます。
一晩の睡眠は、睡眠ポリグラフ検査(PSG)を実施し、各睡眠段階を判定することができます。
覚醒時と睡眠時は、脳波の違いがあります。
どんな違いがあるかを本記事では整理していきます。
覚醒時の脳波
覚醒→判定区間の50%以上をαが占める状態。
α波とは、周波数8~13Hzの律動的な脳波です。
睡眠時の脳波
睡眠段階1
α波が50%未満の場合
睡眠段階2
紡錘波、か、K複合波が出現
睡眠段階3
0.5~2Hz、振幅75μV以上のδ波が判定区間の20%以上を占める場合
睡眠段階4
δ波が50%以上を占める場合
※睡眠段階1~4のことを、ノンレム睡眠と呼ぶ。
REM睡眠
α波
+
骨格筋や抗重力筋の筋緊張低下
+
急速眼球運動(まぶたの下で眼球がキョロキョロと動く)
用語の整理
・徐波睡眠又は深睡眠 → 睡眠段階3と4を合わせた表現
・浅睡眠 → 睡眠段階1+2
まとめ
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