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大嘗祭と阿波忌部に関連し年末、山崎忌部神社

年末のゆくとしくるとしにて、大嘗祭と阿波忌部に関連した山崎忌部神社

こちらは10月27日14時に行われました山崎忌部神社での大嘗祭に使われる麁服の出発式

麁服(あらたえ)とは、阿波忌部直系氏人の御殿人(みあらかんど)が、天皇陛下が即位後、初めて行う践祚大嘗祭の時にのみ調製し調進(供納)する「大麻の織物」を云います。麁服は、悠紀殿・主基殿の大嘗宮の儀で、天皇陛下が威霊を体得される為に神座に 神御衣(かむみそ)として祀るものです。

麁服(あらたえ)の紹介 天皇陛下が即位されるとき、その即位の儀式の大嘗祭には「あらたえ」という着物が用いられます。 それは必ず、この地域の大麻で織られ、忌部氏が献上します。 現在の天皇陛下が即位されるとき、木屋平の忌部の末裔にあたる三木家がこの「あらたえ」を作りました。 伝統は時を超えて今も守られているのです。 優れた種を残し、国の力を蓄えるために、種穂神社に拠点を置いた忌部氏が強いリーダーシップをとって時代を動かしました。
山崎忌部神社は女神ツアーでも訪問

大嘗祭について

皇位継承儀礼の1つで、天皇陛下が即位して最初の新嘗祭のこと
・大嘗祭とは、天皇霊(大王霊)と一体となる儀式
・大嘗祭が整備されたのは天武・持統天皇の時代

新嘗祭について
・稲の収穫を祝い翌年の豊穣を祈願する祭事
・収穫された新穀(稲穂)を神前に献上し、感謝の念を捧げ、
これを神(自然)からの贈りものとして食する儀式
・11月23日「勤労感謝の日」は本来、新嘗祭の日
・旧暦で冬至の日が新嘗祭。冬至の日に忌み籠り、新穀を
天神地祇・神(自然)に献じ、神と食して生命の甦りを図った。
・天岩屋戸神話はこの象徴

「大嘗祭の意義」
日本は建国以来、一度も王朝が断絶したことのない尊い国
・3世紀ころから21世紀まで途切れることなく歴史が継承されている。それは世界の奇跡

初代は神武天皇、魏志倭人伝では卑弥呼と言われ、天皇陛下が交替するたび日本の起源となる歴史を再生し
現代に甦えらせる役目を果たしている。いわば、日本国が辿ってきた歴史記憶の再確認作業

林先生から、大嘗祭を知る事でこれからの時代の生き方のヒントについてを教えて頂き、
これからのバーチャルの加速により、失われた心の渇きや日本の心が求められる時代になると想定し

新時代は
「精神の満足度を求める時代」
「本質と本物を求める時代」
「日本の原点を見つめる時代(原点回帰)」
いつの時代も原点を見つめて新しい時代を迎える事が大切。それによって未来を創る。
その原点を見つめるにあたってのヒントになるのが大嘗祭