見出し画像

宇宙通貨(人徳)とマイナポイントの相互利用

この世界にはすでに、共通の仮想通貨が流通している、それがいわゆる人徳。ただこの人徳という仕組みは、主に幸運やご縁といったような目に見えない因果に起因し、人間の手ではコントロールすることができません。

つまり、現在のようなスピーディーで効率を求める社会には、不釣り合いだと勝手に解釈されているのです。そこで生まれたのが、現在の資本システム。しかし、現在の資本システムを追加で機能させたがため、二重にやり取りが発生しややこしくなっている。

現状の資本主義の場合、利子利息という概念に縛られ、利息を返すために余計な労働や資本移動が起こり、不要な物資が生産され在庫になり、倉庫が必要になり、燃料が消費され、新たな資源が必要になり、採掘のための重機が必要になり、廃棄する場所が必要となり、処理場が必要となり、燃料が必要となり、最後に地球が汚染される。

個々人の生活の質の向上や豊かさのために生まれ利用されてきたシステムも、今日のように多くの人々がすでに豊かとなった場合、飽和することによって当然格差社会を生むことになる。

資本主義の時代に生まれた以上、最低限の生活費が必要。その結果、労働という価値観となり、自分の行動の対価が賃金として支払われる。このように、いつだって自分の行動が価値を生み出していく。

生活費を生み出す活動は労働に限らない。自分以外の誰かの役に立つことで、生活費の足しになるモノと交換が行われる。

旧来の資本システムは、先に述べた通り、発展や充実のためには効果的に働いてきたが、これから人類が目指している世界とはマッチしなくなりはじめている。

だからといって、大昔のような物々交換のような生活様式へ無理やり戻す必要はなく、グローバル化を上手に利用し、個々の地域で様々な形資本経済を試し、自分たちの地域にあった方法を模索していけばいいだけである。

現在の資本主義はもう終わりだ、破綻すると悲観的になる必要など全くなくて、前向きに少しづつ時間をかけて楽しみながら色々試せばいい。

冒頭で言ったように、この世界にはもうすでに目に見えない価値がどんどん移り行くシステムが実装されているのだから、安心して試してみればいい。

なんだか非効率的に思えるが、ICTの発展によって簡略化が進み、キャッシュレス決済などが急速に進んだように。自分でいろいろ考えて試す、結局はそういうことなのだろうと思う。

過去を顧みてどうしてこうなったとか、今更考えても時間の無駄、自分がどうしたいか自分に何ができるかで未来を見据えていけばいい。

個々の地域資本システムが確立したものとなると、次に必ず個々の地域同士で相互利用がはじまる。そうこうするうちに、現在の古くなった金融資本システムの使用率が激減し、自然に淘汰されゆく。

本来この世界は、必要な時に必要な人や物が出会う仕組みです。その従来の形の間に、人間が勝手に割って入り、なんだかうまくいかないと怒っているのが現状。

もともとのシステムに新しい方をはめ込み、そしてさらに、うまくいかなくなったらそれを破壊し、また別のを作るという堂々巡り。もうすでにあるのだから、その中にコンパクトなものを新しく作ってしまえばいい。

そうすれば大本が壊れても、あらかじめ作っておいたシステムは生き残り、それから代替していけるから。きっと現在の資本主義もかつて、先人たちの手によって懸命に形作られたのだと思う。そのシステムが古くなったのだから自分たちの手で代わりを作るだけのことだ。

考えられる最悪のシナリオは、このままドルが破綻し世界経済に深刻な傷跡を残すことでしょう。

現状に不満のあるごく一部の破滅主義者たちは、グレートリセットなどと軽々しく言う、でもそうなるくらいなら、気長に何十年もかけ緩やかに新しい資本経済を作り出すことでしょう。

時代が変わるとはいっても、誰かが痛い思いをするような現実を望む人は多くない。いつの間にか気づいたら、何か新しい世界になっていたと、みんなで笑いあえる未来を創造したいものです。

真の豊かさとは何かというものを、ここにきて一度思い出す必要を強く感じる。個々人によって価値観は色々あっていいとは思うが、少なくとも現在の金融資本システムはとっくに時代遅れになっているように思う。

もうそろそろ次の新しいわくわくするようなシステムに移行するタイミングではないだろうか。

資本主義にバイバイ♪

最後に、例えば一つの可能性としての近い未来のお話をしましょう。

私が将来住むある町は、電気ガス水道は基本料金は無料(一定量を超えると使用量が発生する)。もちろん医療費も無料。

今日はいつものように最寄りのスーパーに買い物へ出かけるため、近所のパーキングに止めてある共有の自動車(無料)を借りて出かける。

スーパーに入店の際、自動的に顔認証とマイナンバー適合が行われ、お米を担いで店を出る際も支払いの必要がない。何故なら、毎月付与されるベーシックインカム口座から、その場でマイナポイントが支払われるからである。

ちなみにベーシックインカムのポイント量は変動制で、地域の人々の役に立てば立つほど増量される。いわゆる人徳の見える化によってそうなります。

仮に誰の役に立てなかったとしても、誰もが存在自体に価値があるので生活に必要な最低限の量は必ず付与されます。
人間生きているだけで丸儲けだから。

この制度の一番の特徴は、自分が役に立てることを問い続ける点です。そうなると自然に贅沢をしなくなり、そんな暇があるあら自分の価値を問い、いつも誰かの役に立てないかと思い始めます。

今現在、タワマンに住み高額な車に乗って、高級腕時計とか、ブランドのバックとかに夢中な人たちには生きづらいでしょうが、私はそういうキショイ人たちとこれまで無関係だったので正直どうでもいいです。

つまり、見栄を張っていい暮らしをする振りからの解放、貯蓄や消費から、分け与えるという価値観への移行だということです。

現代を生きる私たちには、今はまだ理解しずらいことではありますが、世界はどんどんそちらに舵を切り始めています。

もとより縁も所縁もない私たち。
言わずもがな、すべては縁起、因縁が決める。
ただそれに素直に従えばいい。

より多くの人がそのことに気づき、本来の自分を生き始めることで、どのような社会体制、経済システムであれ、無関係に自分本来の人生を営めるのではないだろうか。

いつも本当にありがとう。 これからも書くね。