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愛するものを守るとは

こちらの記事を見てくださったということは、きっと愛するパートナーを養うことや、お子様の将来や、ご両親の介護などについて色々と思うところをお持ちの方なのだと思います。
そんな皆さんにこそ、もう一度あらためて今回の内容を読んでいただきたいと思うのです。

今回の内容は、愛する存在とは、本当に私たちが思っているような存在なのでしょうか?
というとても重要な内容となります。

私はかつて、自分のパートナーを守ることに必死で、完全に我を失った経験があります。そんな私もここ数年で落ち着きを取り戻し、現在このような記事を書けるまでになりました。

今回の内容を読んでくださった方が、私と同じ遠回りをすることなく、真っ直ぐに進んでほしいという願いを込めて書いています。

慈愛の精神が起こすパラドクス

人は誰しも愛する者ができると全力で愛し慈しむものです。
でもそれも行き過ぎると、負のスパイラルへ陥ることに繋がるのです。

愛するがゆえに、守ろうとする気持ちが強くなりすぎ、結果、自分たちにとって思わしくない方向へと進みはじめるのです。
つまりは、自分が守らなければならないという気持ちは、実は傲慢であるばかりでなく、自分の弱さを相手に投影してしまっている状態です。

私たちが別の誰かから守られたいと思わないのと同じように、私たちが守りたいと思っている相手は、私たちからの擁護をはじめから期待していないのです。そればかりか私たちのエゴによって、相手を束縛することで、相手の自身を生きるチャンスの妨げとさえなりうるのです。

愛する相手には相手の強さがあるのですから、自分の気持ちを一方的に押し付けるのをやめて、相手を信じ見守ることこそが真実の愛です。
仮に見守るために握った掌から血が滴り落ちようともです。

自分自身が相手を守っているという幻想の中、つまり独りよがりでいる状態では、自分自身のことが手につかず、結局は負のループの繰り返しの中で生きることとなります。
そんな負のループから抜け出す方法は一つしかありません。

自ら恐れずに行動することです。
ここでいう行動とは、自分自身を生きるということです。

真の相思相愛であれば、私たちの行動の後に必ず大きな変化が訪れます。
その愛が真実であると信じるのであれば、なおさら勇気ある行動が必要となるでしょう。

繰り返しとなります、私たちが行動し、自分自身を変え負のループの先へと移動する以外、抜け出せない仕組みなのです。
そうして自分が変われば、世界が遅れて変わる、というだけの極簡単な仕組みなのです。

いかに愛する相手とはいえ、私たちのクリエイティブな時間を捧げてはいけません。そのことがかえって正常なシンクロニシティを妨げる結果となり、結局自分の周りの愛する人々へ幸福が訪れなくなってしまうのです。

最強の言霊「愛してる」

でも具体的にどうすればいいかわからない。
そんなの簡単です。

明日の朝起きて、お風呂でシャワーを浴びたり、洗面所で顔を洗って歯を磨いた後でかまいません。
きれいさっぱりした気持ちで、愛するパートナーやご家族にこう言えばいいだけです。

「愛してる」

きっとパートナーやご家族は、はじめはキョトンとして、急に私たちの頭がおかしくなったかのような反応を示すかもしれません。
でもそんなことは関係ないのです。

その次の日も、また次の日も、伝わるまでずっとそれを続ければいいんです。変わるのはいつだって私たちなのですから。

人は変えられないのです。
変えられるのは自分だけです。
自分が変われば、世界が変わり、世界が変われば、愛する存在も変わるのです。これが愛の螺旋構造です。

それと、伝えているつもり、伝わっているだろうはもうやめましょう。
これは車のだろう運転と同じで危険です。

私たちの思いは99%伝わっていない前提で、愛する人々と接しましょう。
動物を飼っている方ならおわかりかと思いますが、彼らは愛情表現がストレートです。
私たち人間も、もっと素直に愛を表現していいのではないでしょうか?

愛を伝えることは恐れや不安から、謎の右往左往をするよりもずっと素晴らしいことだと思いませんか?

愛を伝えるのに時間もお金も必要ないです。
そしていつ伝えるのか、今しかないのです。

さぁいきましょう、きっと相手はずっとその瞬間を待っていますよ。

誰かを求めることはすなわち傷付くことだった

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mikoさんよりお借りしています。
ありがとうございます。

プロフィール

私、那須ノの簡単な自己紹介となります。
惹かれたら是非ご覧ください。


いつも本当にありがとう。 これからも書くね。