cansat制作日記1日目

僕の入っているサークルではcansatという小型模擬人工衛星を作っているのですが、その作り方がめっちゃ大変なので、ブログに自分の知識をまとめながら作っていこうということで書いています。


cansat構成要素

マインドマップにまとめてみました。

cansat構成要素

まだ学び始めて1週間も経っていないので、これくらいしかわかりません。今後ちゃんとわかってくると思います。ちなみにガワはcadを使って設計するのがメインで、ソフトはマイコンによる回路作成がメインです。ぼくの担当はタイヤ、電池、モーターの部分です。といってもほとんど先輩の引いたレールに乗っかって作るだけですが…


とりあえずで作ってみてフィードバックをもらいました。Before→After形式でお見せした後にポイントをまとめていきます。

電池ケース

正確には電池ケースのケースですが、Afterのみ画像で出しときます。

電池ケース

意識したポイント

  • ボルトではめる角の部分はできるだけフィレットをつけ、削れにくいようにする

  • 手前は完全に開けて、電池ケースが落ちてこないようにストッパーだけつけて、電池ケースからの導線をつなぎやすい形にする

  • 3Dプリンターでの印刷誤差を意識し、若干余裕をもって設計

モーターケース

これが今回で一番難しかったやつ。まじで「どうやって固定すんだ?」ってなりました。

Before
After

意識したポイント

  • 印刷するときを考え、最上面の質量がもっとも軽くなる設計に

  • どうやって中にモーターを入れるか悩んだ結果上のような設計となった。

  • フィレットをつけ、削れないように折れないように

途中で気づいたこととして、円が良く拡大してみると円じゃなくて超多角形になっていて、ちゃんと現実に沿ってるなーと思いました。
あと、途中で微妙にできる隙間を埋めるのが難しかったです。

タイヤ


Before
After

意識したポイント

  • このタイヤはコンクリート上を走る想定なのでフィレットをつけ、削れないようにした。

  • フランジを取り付けることを考え、片面は外側まで中心の4穴のある面を出した。

フランジとはなにか

Mitsuriによれば、「フランジ(flange)とは、部材の端部を他の部材などに接合するためのツバのこと」だそうです。画像の上面に出てくる4つの穴と接合するパーツですね。このフランジからモーターにつなげて、タイヤを動かすイメージです。

これで提出して、3Dプリンターで印刷って感じですが不安な点はいくつかあります。

  1. フランジの寸法が不明でタイヤの設計をミスっている可能性あり

  2. モーターと電池ケースは固定板にボルトとナットで固定するのですが、ちゃんとした位置に果たしてはまるのか。

  3. 印刷するときの考慮不足で、cansatの動きがおかしくならないか。

以上の3点ですね。批判的思考って多分こういうことだよね。自分のやってきたことに対して疑問を持ちづ付け謙虚である力だと理解しています、、
またフィードバックが来て修正かもしれませんが、まあその時はその時でまた設計しなおします。ただ明日も明後日も忙しいんだよな…
というわけでこの辺で。また新しい報告があればします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?