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【WBC】準決勝 アメリカ対キューバ

みなさんこんにちは❗
今回は準決勝キューバ対アメリカの試合の流れや見た所感を述べていきます。

こちらの記事もご参照ください。


スターティングラインナップ

最終スコア

アメリカ14―2キューバ 

試合の流れ

 初回からキューバがチャンスを作ります。
 キューバ先頭の1番サントスが内野安打で出塁。

 続くモンカダも内野安打で出塁します。(正直ウェインライトは打球を見逃すか迷ってしまい中途半端なプレーとなりましたね。)

 3番ロバートの打球も打ち取った当たりですが、ウェインライトのグラブの下を抜け内野安打。

 まさかの試合開始から3連続内野安打でキューバ、0アウト満塁の大チャンスを迎えます。

 そして4番デスパイネ。なんとか凌ぎたいアメリカですが、ウェインライトの制球が定まらず押し出しの四球でキューバが先制をします。

 ここから大量得点といきたいキューバでしたが後続の打者が打ち取られ結局1点だけとなりました。

 大量失点のピンチを1失点で凌いだアメリカ。すぐに取り返します。
 
 アメリカの先頭はベッツ。レフト線へのツーベースで0アウト2塁のチャンスを作ります。

 続く打者は今大会絶好調トラウト。
 いい当たりでしたがセンターライナーで1アウト。

 次の打者は昨年のNL.MVPゴールドシュミット。
 カウント0‐1からのインコースの4シームを捉え、レフトへの弾丸ライナーのホームランで逆転をします。

 2回になるとウェインライトも安定したいつも通りの投球を見せます。

 その裏。1アウトから昨日のヒーロー、ターナーから2試合連続の一発が出ます。

 アメリカらしいビッグベースボールで試合の主導権を握ります。

 この勢いのまま3回裏もキューバ投手陣を攻め立てます。
 ヒットと四死球で満塁の場面でこの日DHに入ったピート・アロンソがレフトへのタイムリーヒットで1点追加し4―1。

 続く8番アンダーソンもカウント2‐2からセンターへの犠牲フライで5―1。

 アメリカは毎回得点で点差を広げていきます。

 4回に入っても勢いは止まりません。
 2アウトからゴールドシュミットが四球で出塁すると4番アレナドがライトへのタイムリースリーベースで6―1。

 5番シュワーバーの場面でビエラがワイルドピッチで3塁ランナーのアレナドがホームインして7―1。

 3ボールのためシュワーバーを歩かせた所でキューバこの試合3回目投手交代を行います。  
 ビエラに代わってマウンドに上がったのはロイヤルズのボラーニョス。
 
 6番のスミスを打ち取りこの回を終えます。

 5回表。
 何とか反撃したいキューバはこの回からマウンドに上がったマイコラスを攻め立てます。

 2アウト1.3塁のチャンスで6番イバネスがセンターへタイムリーヒットを放ち1点返して7―2とします。

 しかしこの後はマイコラスが踏ん張り追加点を許しません。

 1点返されたアメリカはその裏、先頭アロンソが四球で出塁。続くアンダーソンの所で代打マクニールを送りここも四球で1.2塁。

 そして今日ホームランを放っているターナーがライト前にヒットを放ち満塁とします。

 ここでキューバはボラーニョスを諦め、メキシカンリーグでプレーをしているレイバを送ります。

 すでに4人の投手が降板しているキューバとしては何とか抑えてほしい場面ですがレイバは2アウトまでこぎつけます。

 しかし、昨年のMVPゴールドシュミットに2点タイムリーを打たれ9―2とされます。

 続くアレナドもタイムリーを放っています。
 しかし、インコースのボールを踏み込んで打ちにいったところ手に当たります。

 最初は審判もファールと判定しますがアレナドが痛そうにしており、結果、死球に判定が変わります。

 しかし、アレナドはそのままベンチに下がり代走にボビーウィットJr.が起用されます。

 ちょっと心配ですが、骨折ではないとのことなので少し安心しました。

 再び満塁となりますがシュワーバーはピッチャーゴロに倒れこの回は終わります。

 5回終了時点で2時間30分以上過ぎており、かなり試合テンポが遅くなっています。

 点差が大きくなってきましたがアメリカは6回裏に再びチャンスを作ります。

 ヒットと四球で1アウト1.2塁でターナーが今日2本目となるホームランを放ち12―2。

 試合を完全に決めるダメ押しのホームランとなりました。 
 
 この後も追加点を入れ13―2。予想に反し、アメリカの一方的な試合展開となりました。

 8回にはトラウトに代わってセンターに入ったセドリック・マリンズがソロホームランを放ち14―2。

 最終回。
 エンジェルスのアーロン・ループがデスパイネをゲッツーで打ち取りゲームセット。

 アメリカが連覇に向け2大会連続の決勝進出を果たしました。

 14安打14得点、決勝を前に最高の状態で勝ち上がりました。

 対するキューバは初回のチャンスを活かしきれずその後は投手陣が打ち込まれてしまいました。プールA最小失点率の投手陣でしたがアメリカの壁は高かったですね。

 2006年以来の決勝進出とはなりませんでしたが3年後のWBCではまたリベンジをしてほしいですね。プレミア12での活躍にも注目です。

 あと、6回にレフトのサントスとサードのモンカダが接触をしたプレーですが、モンカダは頭を強く打っているので心配ですね。

 まだ情報が入ってきていないので軽症であることを願います。

 実は試合中に観客がフィールドに乱入するということがありました。特に大事にはなりませんでした。むしろもっといろいろ起きるかと思っていましたがとりあえず試合が最後まで安全に進み良かったです。


今日のヒーロー

トレイ・ターナー(Trea Turner)

 昨日に引き続き2日連続のヒーローです。

 満塁ホームランの勢いそのまま今日試合でも2本のホームランを含む3安打4打点。
 今日の2本のホームランでアメリカ代表歴代最多となる1大会4本塁打を記録をしました。

ポール・ゴールドシュミット(Paul Goldschmidt)

 こちらも1本塁打4打点と大活躍をしました。

 先制された中、重い空気を振り払う逆転の2ランホームランを放ちました。
 今日の大量得点はゴールドシュミットから始まりましたね。

アダム・ウェインライト(Adam Wainwright)

 初回こそ乱れましたがその後はベテランらしい投球でキューバ打線を封じました。

 点差もありますが、決勝戦を前にして少ない投手起用で勝利することが出来たのは序盤のウェインライトの投球が大きいでしょう。

 

まとめ

 これによりあとは、明日の日本対メキシコの試合の結果を待つだけとなりました。

 果たして日本が勝ち上がるのかそれともメキシコが勝ち上がるのが非常に注目の1戦となります。

準決勝
日本対メキシコ 21日 8:00


最後まで読んでいただきありがとうございます!

次回の投稿でお会いしましょう。

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