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プラス思考のアメリカ人マイナス思考の日本人(大滝令嗣ほか)

2020/8月読了
・アメリカではケンカをすると90%は関係が良くなる。あいつは黙っていない。ガッツがある。p14
解雇の際は、結論から始め15分で全てを終える。あなたが悪いのではない。ポジションがなくなるのだp53
・アメリカ人は、組織や規則は人間が作ったものだから絶対的ではない。会社はあくまで上手に利用するもの。会社と対等の関係。p62
・ディベートのコツ まず結論、次に理由、状況説明より解決策、アグレッシブよりアサーティブp77
アメリカ人はできませんとは絶対に言わないp114
・アメリカ人経営者はリスクに備え3つのシナリオを用意している。最善説/最可能説/最悪説。-日本は1つp134
アメリカ人は面と向かって上司に批判はしない。批判をすればやめさせられることが分かっているし、どうしても合わないなら自分から辞めていくp147
・アメリカ人の好きな言葉に「フェアネス」と言う言葉がある。長所も短所も正しく評価するp188
・欧米では経営幹部をボードメンバー(経営役員)とオフィサー(専門業務役員)に分ける。オフィサーはその分野に責任を持つが、会社経営の全体には責任を持たないp225
・レスポンシビリティは行動責任、アカウンタビリティは結果責任。前者はやってみるが重点、後者は結果に重点。日本では頑張るが美徳、アメリカでは結果が全てである。p230
・うるさいことは言わず、ただ見守っていた。が、給与改定交渉で評価している部下に辞めますと言われた。あなたは私をきちんと評価していませんと言うのであるp237
・外資系企業で働くと言うことは異なるカルチャーにとことん揉まれるということである。誤解、差別、勘違い、敵視が渦巻いている。しなやかでしぶとい日本人だけが生き残れる。p251

やはりアメリカ人とのコミュニケーショには色々と気をつけなければならない。
まず褒めることが大事。評価していることをきちんと伝えることも大事。日本人の何倍もここには気を遣わないと辞めてしまう。
会社の雰囲気も大事だと思う。会社が従業員を大切にしていると感じていているか、成果を出すのを応援してくれる環境か、と言うのは収入と同じくらい重要。
個人としての信頼関係を築くには、とことん話し合うこと、お互いから学び合う姿勢が大事だと思う。

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