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「ラー博スゴメンラボ」に行ってきたよ

みなさん、こんにちは!2024年4月40日から放送されるTVドラマ「ラーメン大好き黒柳さん」の主役を務めさせていただく、ロックバンドSOPHIAの“じゃない方”黒柳能生です。

2023年4月25日にOPENした「ラー博スゴメンラボ」に行ってきました!

あのニュータッチ 凄麺シリーズのヤマダイと、真空フライヤーの技術で注目のアトラステクノサービス、そしてラーメンコンプレックスの雄である「新横浜ラーメン博物館(通称・ラー博)」が手を組み、様々な麺・具材・スープ・容器・フタを自由に組み合わせ、オリジナルのカップラーメンが作れる「ラー博スゴメンラボ」をOPENしたと聞きつけ、さっそく新横浜へやってきました。

さて、キャラを元に戻す。
11時のOPENに合わせてラー博に着くと、開館5分前でも既にすごい行列。「今日はド平日だぜ?」…しかも客層が割と若い。平日なのにこの盛況ぶりは意外だったが、実はスゴメンラボOPENと同じ25日に、あの「ラーメンの鬼」と言われた佐野実さんのお店「支那そばや」が期間限定で復活したのだ。
さらに都道318号線(通称・環七)のラーメン激戦区を生き抜いた「野方ホープ」が1994年当時の味を再現しているので、この盛況ぶりも納得だね。

俺はラーメンが大好きで、1994年から都内を始め、47都道府県のあらゆるラーメンを食べ歩いたのはもちろん、世界各国でもラーメンを食べ歩いてきただけでなく、自分で一からあらゆるラーメンを作る“ラオタ”である。
当然、一か所で様々なラーメンが食べられる「ラー博」にも幾度となく訪れているのだ。
これまでに何度も訪れたこの「ラー博」なので、いろんな思い出がある。出来た当初から通ってるからね。自宅でラーメンを一から作り始めた時も、ここで買った本や道具を活用したし、その時買った丼や“平ザル”は今でも使ってるよ。

地下の広場にあった射的で意地になって1万円くらい使ったり、一日で全店制覇したり…いかん、今日はラーメンを食べに来たのではない!
今日の目的は…

「 スゴメンラボ で オリジナルラーメン を俺は作る!」なのだ。

幼少の頃に「出前一丁」を食べて以来のインスタントラーメン好きなので、このテの「オリジナル〇〇を作る」やつでは“カップヌードル”や“焼きそばUFO”を作った事があるのさ。ただ、具材は選べてもその他の選択肢はあまりなく、パッケージデザインも手描きだったりするから、たしかに面白いんだけど、やっぱり制限が大きかったんだよね。絵や字に自信がないと上手く出来なかったりね。
でも、事前にリサーチした情報によるとスゴメンラボはそのまま使えるパッケージデザインがめちゃくちゃある!

さらにスマホの写真をそのままハメ込むだけで
簡単にオリジナルデザインが出来ちゃう
フレームも豊富!これは楽しいではないか。

こういうのを考えるのは大好きだし、具材やスープもいろいろ選べちゃうらしいから本気でオリジナルのカップ麺が作れてしまうらしい。
そこで、俺は前日に“自分はどういうカップ麺が作りたいか”を書き出した。まずコンセプトを決め、具材やスープを選ぶ。次に商品名を決めてそれに合うデザインのラフを考えた。あとは現地で微調整する。

今回は、具材に「丸ニンニク」があるというので名古屋のマイナーご当地ラーメンである「ニャータッチ・ベトコン(ベストコンディションの略)ラーメン」と、真っ赤なスープの「クロちゃん・赤すぎる“ねこ”らーめん」を考案した。
万全の体制で午前11時入館!そのままスゴメンラボに一直線!…が、どこにあるのかわからない。事前にいろいろ調べたんだけど「ちょいと説明が下手なんじゃないか?」と思うところがいくつかあったんだよな。
始まったばかりなのに館内では「スゴメンラボ」への誘導は特になくて、オフィシャルサイトを見てもどこでやっているのか記載されていないし、サイト内のフロアガイドにも体験スペースの場所は明記されてない上にスゴメンラボのことは記載されていない。ちょいと不親切なんじゃないか?

↑ここに「場所 1階 体験エリア」と小さく書かれているがPCのオフィシャルサイトからは何故か飛べない。

入館すると他のお客さんが一斉に地下へ降りていくのでその流れに乗りそうになったが、何度も来ているラー博だ。地下にそんなスペースはないはず。
人の流れから外れ、ギャラリーの方へ行くと、やっと発見。チャルメラ屋台の奥に特設会場の入り口がありましたよ。
全国の有名店の丼が壁一面にディスプレイされた通路の先が「スゴメンラボ」です!

ガラス張りの“ラボ”が目の前にあり、その右手には具材や蓋のサンプルがディスプレイされている。この中から組み合わせるとなると
ラボの反対側にはレジと渡し口があるようだ。
所々に配置された丸テーブルにQRコードと作り方の説明が書かれている。

How to スゴメンラボ

まず「★ご注文される前に、新横浜ラーメン博物館の専用Wi-Fi(無料)に接続をお願いいたします」とあるので館内に掲示されているパスワードを入力してWi-Fiに接続する。

その後の手順は

①スマートフォン等で、店内にある専用QRコードを読み込み、注文ページへアクセスください。
②注文ページから、お好きな麺・スープ・具材・ふた・容器をお選びください。
③注文後に表示されるQRコードを受付で提示し、代金をお支払いください。
※お支払い後、カップラーメンをお作りいたします。
④完成すると出来上がり通知のショートメールをお送りしますので、ご確認の上、受付までお越しください。
※順番にお作りしますが、待ちがない場合は通常5分程度で完成します。

という事なのでQRコードを読み込み、注文ページへアクセスする。

注文ページでは麺・スープ・具材・ふた・容器をチェックボックス式で簡単に選べる。事前に作りたいラーメンの材料を考えてきたので、まずは「ベトコン(ベストコンディションの略)ラーメン」を作ろう!

麺はベトコンラーメンらしく、中細麺で、スープはあっさり醤油を選択。
ニュータッチ“凄麺”のヤマダイが作るノンフライ麺が嬉しいね。
具はベトコンラーメンと言えばもやし、ニラと“丸ニンニク”だ。事前調査でもやしとニラがないことは知っていたが“丸ニンニク”はある!これがあるから今日ここに来たと言っても過言ではない。
が、丸ニンニクがな~い!何度見てもない!
そんなはずはない!と何度見てもない!

と、心の中でたまに出る関西弁で怒鳴った所で、
ないものはない。…ガーン。

とは言え、ここまで来ては引き下がることも出来ないので、麺は中細、スープを豚骨醤油に変え、具はネギ、玉ねぎ、おろしニンニクに有料のスペシャルトッピングの角煮チーシュー(角切りチャーシューだと思ったら角煮だった)をチョイス。
ベトコンラーメンではなく、同じく名古屋マイナーご当地ラーメンである「ナパームラーメン」仕様に変更だ。当初の予定とは全く違うものになってしまったが、それもまたヨシ。

次はカップの色をピンクと赤の二色から選ぶ。

今回は赤をチョイスし、お待ちかねのラベルのデザインへ。

57種類もある蓋のデザインの中から写真をハメ込むことの出来る蓋を選んで、予め作っておいたデザイン画像をハメる…ハメる…ハメ……このアプリ使いにく~い。
仕方がない事ではあるんだけど、痒い所に手が届かないもどかしさって感じ。
それでも工夫してなんとか出来ました。

中身はナパームだけど、事前に作ったベトコンを採用。あ!「ニャータッチ」を入れるの忘れた。

全ての入力が終わったので表示されたQRコードを受付で提示し、代金を支払う…のだが、今回はあと二つ作ったのでQRコードを保存して3つ全部が完成してから一緒にお会計したよ。
※会計が終わらないと作ってもらえないので注意

出来上がったのがコチラ。


「クロちゃん」にも注目。

ちなみに“赤すぎるねこ”はそれぞれ味が違う。


初めてなので、どんな制約があるか、どこまで出来るかが分からない状態でやったけど、満足のいくものが出来ました。
俺は事前に準備していろいろこだわったけど、パッケージデザインは豊富だし、ペットの写真や思い出の写真、イラストをハメ込んでもいいし、館内はフォトスポットだらけなので撮った写真をその場で使ってもいいし、気軽に楽しめるね。

欲を言えば具材に「ニラ」「もやし」「鷹の爪」「ひき肉」「ほうれん草」「きくらげ」なんかは欲しいね。スープにも変化を付けたいから「煮干し」「カツオ」「きのこ出汁」「ホタテ」「ラー油」なんかを小袋で付けられると最高です。
別に、家で自分で足せばいいんだけどさ「お湯を注ぐだけで完成!」というカップ麺の醍醐味をもう少し楽しみたいと思うラオタでした。

まだ出来たばかりの施設なのでこれからさまざまな改良がされるはずだ。
次に行く時のためにレシピとデザインを考えておこう。

間口は広く、奥は深く、“気軽に楽しめて真剣に遊べる”
こういう場所になるといいなと思う。

みなさんのお気持ちは毛玉と俺の健全な育成のために使われます。