とっぱちからくさやんつき

ねえ、聞いてよモグタン。
東海道新幹線での車内のワゴン販売が終了したんだよ。悲しい…俺は悲しいよ…。
食堂車が無くなって売店が無くなって…。

およよよ…

国が運営していた国鉄から民間企業JRになって、駅構内に売店やコンビニが沢山出来たことで割高な車内施設の利用者が減った事が最大の理由だろう。もちろん人件費や維持費、マナーやモラルの問題もあるだろうけどさ。
でも、俺はずっと利用していたよ。
むしろそれを楽しみにしていたし、安さを求めて並ぶなら、その時間を俺は買うよ。

Time is moneyとはよく言ったもので、俺の時間は数十円、数百円で買えるものではないのだ。
な～んて言うと「金持ちの理屈だ！」と顔も知らない連中から突然に叩かれたりするんだが、そんなもん「お前の理屈だろ？知らんがな」である。しかも、俺は金持ちではない！売れないバンドのベーシストの扱いなんt…と、憎まれ口を叩くのも老害のタワゴトと許しておくれ。
うひ。

俺は、只々「無くす」ことが好きじゃないんだ。そんなことはキレイゴトだと言われるし、仕方がないことくらい知ってるよ。
でもな、無くすことで「失われるモノ」があるんだ。
「そんなもん当たり前やろ！」と思うだろ？
あのな、俺がそんな当たり前の事言うと思ってんのか？と逆に小一時間程問い詰めたいわ。

「失うコト以上に失うモノがある」って言ってんだよ。
俺が言うとチョイと深く聞こえるだろ？
ま、聞こえる以上の深さがあるが、その深さについては死ぬまで…いや、死んでも言わない。
それに今回はそんな話じゃないから安心しろよ。
ケケケ。

伊達に半世紀も生きてないし、人生の経験値もアナタガタの想像以上にあると自負している。そんなオジサンの昔話に耳を傾けてみるかい？
それぃ！とっぱちからくさやんつき…
もとい！クルクルバビンチョパペッピポ！ヒヤヒヤドキッチョのっ！モーグ…