見出し画像

猫の街に行ってきた

俺は知る人ぞ知る猫好きである。

「ネコ」と検索したら関連項目で俺の名前がすぐに出てくる様になるのが密かな 夢 というレベルの猫好きである。更に言うならば、そろそろヒト科ネコ属になっているのではと勘違いし始めているクラスの猫好きである。

出典:俺
前回の豪徳寺で出会ったねこ🐾

前回の ねこ はこちらから▲


猫に所縁のある所に行ってみたいと思い、検索をすると「ネコの街」「谷根千」なる場所が出てきた。これは行かねば!(ねこが呼んでいる!)と思い立ち、「谷根千」の最寄り駅の一つ

「JR日暮里駅」に向かう。

俺の行動力に驚く人もいるようだが、それは認識の間違いである。俺は昔から行動力と決断力はあるのだ。
文章を書くのも、細かい作業も、デザインも、絵を描くのも、アイデアを出すのも大好きで毎日のようにやっているし、キャンプや釣り、旅行も大好きで思い立ったらすぐに行動するし、酒と聞けばどこへでも行く。
9年前までは4~5つのバンドを掛け持ち、常時3つくらいサポートでベースを弾き、年間100本近いライヴをし、リハーサルもレコーディングもやっていたのだ。飲みながらだけど。
これまで特にアピールしてこなかっただけである。うひ。

 
そんなこんなで日暮里駅に到着。

ここには「にゃっぽり」なる猫のキャラクターがいるらしい…いた。

沢山いた。

なんだ、この限りなくヘタに近い上手い絵は。かの馬場のぼる氏のネコの絵を彷彿とさせる愛らしさだ。調べたところ、女性の駅員さんの手によるイラストだそうだ。この力の抜け加減が素晴らしい。緊張感ゼロのイラストに心が和む。

西口から出て、駅名の看板を見上げるとそこにも…可愛い。

早速 ねこ 発見

日暮里駅の文字が猫にアレンジされている!
こういうことが出来るのって良いよね。国鉄(もう覚えてる人も少ないか)の時だったら出来なかったんだろうな。

お目当ての商店街に向かって行くと、大きな階段が現れた。これが夕焼けの美しさで知られる「夕やけだんだん」(かつての人気番組「夕やけニャンニャン」はこのパクリであるという話があるが、どうやら無関係のようだ)である。
名所ということでたくさんの人が記念写真を撮っている。俺もベストショットを撮ろうと思ったが、みんな普通に通行している階段なので諦めた。
自分の欲望が人様の迷惑になってはイカンのだ。

この階段を下ると、

ついにやって来ました
「谷中銀座商店街」です!

まだ午前中だからそんなに人はいないし、パッと見た感じは昔ながらの商店街なんだけど、ところどころ観光地化しているなぁ。ま、俺も観光客なんだけどね。てへ。
ここには“七福猫”なる木彫りの猫があちこちにある言うので探しながら歩く…が、全然見つからない。面白そうなお店がたくさんあるのでそれに目を奪われて猫を探せない…と思ったら屋根の上にいました。

そのあとも次々と見つけることが出来たけど全部は無理でした。ちなみに、この木彫りの猫は2009年に東京藝術大学の学生さんが作ったものだそうです。

商店街を出る手前の天ぷら屋さんに心を奪われたが、俺が今日ここまで来た目的はもう一つ。

ここから先は

759字 / 9画像
この記事のみ ¥ 300

みなさんのお気持ちは毛玉と俺の健全な育成のために使われます。