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アンプラグドって何?

俺は、来る3月4日にアンプラグドのLIVEをやることになって初めて調べた。

もうすぐ51歳になるのに、これまで何度も“アンプラグド”という言葉を使っていたのに、その意味を知らなかったことが、それを調べようともしなかった事が心の底から恥ずかしい。

もちろん、なんとなくは理解していた。
「un」が付いてるのだから「不」「取り去る」「…の欠如」「…の逆」という意味だから「プラグがない」=「電源がない」ということは理解していた。

おそらく、多くの人が俺と同じ様に受け止めていただろう。

「アコースティックでしょ?」と。


たしかに間違いではない。
「アコースティック」とは“私は聴く”という語源を持つ言葉で、広く「電源を使わない生音」と理解されているので、その認識自体は間違っていない。
しかし、明らかに“アコースティック”と“アンプラグド”は違うのだ。
いや、確かに同じなんだけど…う~ん、言葉に出来ない。
そもそも俺はエレキベースしか弾けないからアコースティックにもアンプラグドにも縁遠い男なのだ。


「アンプラグド(unplugged)」はMTVが商標登録しているので、一般的には「プラグレス(plugless)」と呼ぶらしい。

そして、これまでのMTVアンプラグドを見てみるとベースは普通にエレキベースだし、ドラムにはマイクが立ってるし、アコギもエレアコだし、全然アコースティックでもアンプラグドでもなかったりするのだ。
曲もアコースティックらしく弦楽隊を入れたりピアノアレンジが入っていたりするバンドもあれば、ギターがエレアコに代わっただけだったり、KISSに至ってはドラムがフルパワーで叩いていたりする。


ま、アコースティックだからと言ってバラードや静かな曲だけやる必要なんかないんだよね。むしろそれはアコースティックに対する偏見だ。
アコースティック=「神田川」とか「なごり雪」みたいな考えはナンセンスなんだよね。
カントリーミュージックとかジャズなんかかなり賑やかだし、「ゆず」なんてアコギとタンバリンだけで相当賑やかにやってる。

さらに今回はアンプラグドだ。まだ何をやるか決まってないんだけど、俺的にはしっとり系の曲用に秘密兵器の導入を計画しつつ、どうせエレキベースも使うんだから賑やかな曲もやりたいと思ってる。どうなるかは知らんけど。

みなさんのお気持ちは毛玉と俺の健全な育成のために使われます。