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絶対にやってはいけない投資法3選

★★★こちらの記事はYouTubeチャンネル「のんびり税務」の内容を文字起こししたものです。ぜひ動画もご覧ください★★★


みなさん、こんにちは。のんです。
本日10月4日は、私の誕生日…!でもありますが「投資の日」とされています。
最近は2000万円問題もありましたが「自分でなんとかしないと!」と新たに、投資を始める方も増えきました。
ただし、その一方で、契約者側に不利な契約が見つかるという問題もあります。これからは販売者のいいなりで購入するのではなく、自分でしっかりと知識を付け考えていくことが大切です。

投資というのは、どの投資法が上手くいくかは分かりませんが、上手くいかない投資法というのは明確に分かります。
そこで今回は「絶対にダメな投資法」と「その対策」についてお話しします!

結論から言うと、絶対にダメな投資法は下記の3つです。

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まず1つ目。これは実は1番大事なことですが、
「銀行や証券会社などの営業マンの言いなりになっては 絶対にダメ」です。
一見すると、銀行や証券会社の社員は、お金のプロということで、投資にあたっては最高の相談相手に見えます。
しかし、営業マンは、“手数料が高く”投資に不適切な証券や株を、私たちに売り付けることで、ボーナスを得て、会社は利益を得るスキームです。
つまり、残念ながら、私たちに不利益になる商品を勧めてくるということです。
ゆうちょやかんぽ生命が、私たちに不利益になる保険を勧めてきた問題と、構造は同じです。
なので、商品を売り付けることで利益を得る人たちのことは信頼してはいけません。

投資でできることで言えば、①自分で投資の勉強をしていくか②商品を売り付けてこない専門家、例えばフィナンシャルプランナーなどに相談することがおすすめです。
また最近は、高齢者の方が金融機関の営業マンに薦められるがまま、商品を理解せずに買ってしまい、損をしてしまうケースが多くあります。特に世代が上の方にとっては金融マンというのは信頼がおける印象です。まずは自分がしっかりと「言いなりではなく自分で考えるクセ」をつけるところからスタートですが、「家族内で気軽に相談できる環境づくり」なども作れるとすてきですよね。

2つ目ですが「高い手数料を払っては 絶対にダメ」です。
投資をする人は、当たり前ですけどお金を増やしたくて投資をしていると思います。なので“実質の利回り”を見極めることが重要です。
運用商品のリターン(実質の利回りを決定する構成要素)は、3つの項目に分解できます。
「市場のリターン」「運用スキル」「手数料」です。
私たちにとって重要なのは「手数料」です。
まず「市場リターン」は、市場で得られる平均利回りのことです。
これは私たちの努力で変化させることはできません。
また、お金の運用者の「運用スキル」は、事前に評価不能です。過去実績が良かったとしても、今後も良いとは限らないというデータがあるからです。なので過去実績が良かったとしても注意が必要です。
そして、運用者に任せる「手数料」こそが、事前に分かる“確実な差”です。

商品運用のリターン (1)

なので、同じような運用商品なら、一番安い手数料のものを選びましょう!
目安として、年間「1%以上」の手数料は高すぎです。
私たちにとって最も有用な運用商品である「日本株や先進国株のインデックス投信(いろいろな会社の株を、分散して投資できて、リスクが軽減できる商品)」は、手数料が「0.1%台」です。

最後に3つ目ですが「自分の許容リスクを把握せずに投資しては 絶対にダメ」です。当たり前ですが、必ず生活資金分は、投資から除外しましょう!実際にいくらまで投資に回すことができるのか投資の許容額はイメージしにくいと思うので、その金額の決定方法をお伝えします。

よく個人投資家にオススメされるのは、投資のプロである「年金運用などのプロ」が、平均的に用いるリスクとリターンです。
投資に使用することができる金額のうち「外国株(先進国中心)のインデックス」に6割、「国内株(TOPIX)のインデックス」に4割をあてる投資です。

このリスクとリターンは、「一年後に、最悪、三分の一の金額を損する一方で、最悪と同じくらいの確率で40%くらい利益が出ることがあり、平均的には年間で5%くらいの利回りを得る」というものになります。
つまり、最悪の場合は、投資金額の三分の一を損するので、
「100万円損」しても良い人ならば、「300万円分」を投資することができます。
「300万円」を投資したならば、最悪と同じくらいの確率で「120万円」の利益を得ることができて、平均で「15万円」の利回りを得ることができます。

商品運用のリターンのコピー

最後は少しむずかしい話もありましたが、イメージできたでしょうか?
最悪の場合は、投資金額の三分の一が損する可能性があると考えて、投資金額を決めていきましょう。

投資というのは、どの投資法が上手くいくかは分かりませんが、上手くいかない投資法というのは明確に分かります!
投資するならば、今回お話した絶対にダメな投資法3選は避けて運用していきましょう。

この内容はYou Tubeチェンネル「のんびり税務」の内容です。

ぜひYou Tubeの方も御覧ください!


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