暁/燎-kagari-

作詞:吉岡果南
作曲:オガワラカズキ



許されてた夜の静けさにいつも
それでも絶えず爪を噛んだ午前4時
悪い夢をひとりただ繰り返す
扉の前でうずくまり、また目を閉じ

見知らぬ誰かの幸せに歪み
まだ冷めない熱 途方にくれる
移ろいゆくまま透明になるなら
傷を残しても存在したい

いつかは誰かと 分かり合えたなら
朝が来るのだろうかこんな場所でも
泣いたって雲は流れ時が過ぎ
立ち尽くしてそれでもここで生きてる

追いかけては 疲れ果て振り返って
諦められないその先を信じ踏み出す
辿り着いて、見つけた薄い光
扉の鍵はずっと開いていたらしい

報われずに消えたことも
悲しみも苦しみも全部全部
昨日に捨てて窓の外へ叫んだ

重なり合う道 わずか届いた声
全てなくしたからこそ出会えた僕ら
晴れた綺麗事 響き合う心
それだけでいい他に何もいらないよ

それでもいつかは醒める夢だから
今ここで共鳴する忘れずにいてね

きっと僕らにしか語れない言葉
見つけだせるその日まで駆け抜けたら
やっと長い長い、僕らの夜が明ける

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