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冬蝉

冬蝉/燎-kagari- 作曲:オガワラカズキ 作詞:吉岡果南 錆びついた記憶の 瓦礫の中揺れている 汗ばんだ面影 茹だるような日暮れに眠る 冷たく頬刺す風 空っぽになった身体を通り抜け消えた 置き去りになった心 震えて虚空に鳴り響いた さよならだけずっと言えずにいた 熱りの中の 悲しみまで溶けて消えそうで 舞う埃のような雪と 咽せ返る無力さ アスファルトの片隅で 籠の中 鳴き声 ただ美しいままで残った 輪廻の中仄か 灯火消え産まれ 流転を彷徨い 次の季節待ち侘び

    • 幸福の幽霊船

      幸福の幽霊船 燎-kagari- 作曲:オガワラカズキ 作詞:吉岡果南 街灯は消えて (退屈を不謹慎で紛らわすしかなかった) この街は眠りにつく (どうせ壊れたりしない) 静かに 窓辺の幻 手招き迎える 幸福の幽霊船 霧に濡れた現は 夢に溶け さあ共にゆこう水平線まで 鎖を捨てて 誰も知らない 自由と希望の大海原へ 灰色に燻む (未だ他人事のように何かが変わると願ってる) 泣き出しそうな空を (昨日と同じ沈黙) 見上げる 心残りなど波に攫われて 幸福の幽霊船 呼

      • Pass away.

        Pass away./ワールドエンドラヴァー 作曲:noBoo 作詞:吉岡果南 窓の外は薄暗いけど もう出発するのさ 誰にもわからないように ひとり、エンジンをかけた ねえ迎えにきたよ knock and down 誰も追いかけてきやしない 自由も鳥籠も必要ない ただ君と一緒に 愛してるも聞こえない静寂(しじま)で ひとつに溶けたい 意味もないまま走って 途方もない距離まで 通り雨の中で咲く 祝福のライラック あの先で待ってる end new world 壊れるま

        • 黎明の蝶

          黎明の蝶/ワールドエンドラヴァー 作曲:noBoo 作詞:吉岡果南 迷う黄昏時、深い深い森の奥 羽ばたき彷徨い、辿り着いた場所は 疲れ果てた価値は現世に置いてきた 翅だけを頼りに lost into the blue... 薄暗い先から手招く見えない影 恋情、心情、衝動、本能だけで惹かれ合う 「もう戻らない」 常世で生まれゆく恋心 姿形も見えずに 泡沫に生まれた愛ならそれは不朽の真理 命限りある者達の一夜限りの夢では 熱に羽化されて翅に愛 満ちる、黎明の蝶 いず

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          朝がくる

          朝がくる/ワールドエンドラヴァー 作曲:noBoo 作詞:吉岡果南 かかと踏んで駆け上がるあの通学路 まだ何も知らないまま抱いた小さな夢 ずっと心にあるまま大人になって 今日も同じ行き先の電車に揺られている ずっと大事にしてきたものが いつか誰かに笑われないように隣に いることしか出来ないけど 今日は一緒に帰ろうか 無性に泣きたくなった日も 全部君の味方になる 誰かの信じた優しさに 手を差し出すことが出来たなら 今日も変わらず朝がくる 大切なことはいつも絶対黙って

          朝がくる

          暁/燎-kagari- 作詞:吉岡果南 作曲:オガワラカズキ 許されてた夜の静けさにいつも それでも絶えず爪を噛んだ午前4時 悪い夢をひとりただ繰り返す 扉の前でうずくまり、また目を閉じ 見知らぬ誰かの幸せに歪み まだ冷めない熱 途方にくれる 移ろいゆくまま透明になるなら 傷を残しても存在したい いつかは誰かと 分かり合えたなら 朝が来るのだろうかこんな場所でも 泣いたって雲は流れ時が過ぎ 立ち尽くしてそれでもここで生きてる 追いかけては 疲れ果て振り返って 諦めら

          moon river

          moon river/燎-kagari- 作曲:オガワラカズキ 作詞:吉岡果南 黄昏の色は何色 始まりの日 駆け足で通り過ぎた影を 追いかけて 亡骸は何処へ それは誰かの記憶の中に 亡骸は何処へ 手放した明日の中に 向こう岸に立っている自分に語りかけ 陰に彼岸の花は咲き 想い出だけせせらぐ夢 moon river 君と過ごした最期の日々は 僅かに軋む ネオン散りばめられて 欲望渦巻いた世界の片隅でさえ確かにあった 忘れられなくても許してほしい 空蝉に映る陽だまり 

          moon river

          羽化-uka-

          羽化-uka- 燎-kagari- 作曲:オガワラカズキ 作詞:吉岡果南 明け方に探したひとつ鈍色の星 ぬるくなった朝の風を受けながら見た 微睡の中には息絶えた冷たさと ただ夜明けを待ったあの頃の僕たちは また、朝と昼と夜が来て 街並みに鳴いた鴉 曇り空に淋しく羽ばたいてく 彼らのようには飛べずに 僕らは昨日に取り残されて まだ、やがていつか孵る場所 見つからずに立ち止まり 繰り返した蛹は不完全で 変わらずに脆弱な呼吸 遠くからひとりで見つめているように 夢現のま

          羽化-uka-

          ハレルヤ!

          『ハレルヤ!』 燎-kagari-作曲:ぶっさん 作詞:吉岡果南 つわものども夢の跡 想いだけ残っている 吹きさらしのハイウェイ 色褪せていた(トキメキ) 忘れてたけど(ロマンス) 何回だって取り戻せる 朝焼けが待ってる 海へ行こう はやまる鼓動、乱反射してる 水面プリズム 輝きをこの手に握りしめて 君と一緒に駆け出そう きっとその先にはハレルヤ! 足跡には既に夢なんて無い それでも捨てきれないあの日には 思い出してる(ドキドキ) 期待している(夕暮れ) まだこんな

          ハレルヤ!

          春告鳥にさよなら

          『春告鳥にさよなら』 作詞:吉岡果南 作曲:ari 目が覚めてしまえば 君はもういなくて カーテンの木漏れ日 過ぎた日を数えてた 夢の中の君は なんて言ってたっけ 思い出せないまま 何故か泣きそうだよ 春のざわめきも夏の眩しさも 君との記憶ばかりで 溢れたのが恋と気が付いてしまっては 見えぬ淋しさつぼみが実る こんなに苦しいなら知りたくなかったよ 君の名前なぞって わざと意地悪して 気持ち試していた 前髪の向こうは どんな顔してたの 秋の静寂も冬のきらめきも 過ぎ

          春告鳥にさよなら

          Andromirror

          『Andromirror』 燎-kagari- 作詞:吉岡果南 作曲:オガワラカズキ 満たされず、彷徨う 不条理だらけ こんながらんどうな世界 目的は成れ果て あの面影探しても何も変わりはしない いつかどこかの誰かに 救われることを願っていただろう 空白を埋めるのは 真実じゃなくていい 目を閉じて 君を求めて どこにも行かないでよお願い 誰でも構わないから 見ないふり 全部忘れて また同じ優しさに縛られ僕は 偽りの夢で 鏡はひび割れ 真実を撹乱させる 都合のいいま

          Andromirror

          真昼の月

          https://twitter.com/worldend_lover/status/1363037294765072387?s=46&t=KJNNV87fQhcU777aI75yhA 『真昼の月/ワールドエンドラヴァー』 作曲:noBoo 作詞:吉岡果南 寂れた非常階段に 座って退屈ばかりしてる 不健全な流行りの病は 誰にでもあるアイデンティティ 電話ボックスから見える 高い空に浮かんで真昼の月 ずっとひとりだと思ってた 喧騒の中取り残され 悲観的ロジカルは 感情の前

          真昼の月

          孤独な陽炎

          『孤独な陽炎』 作曲:noBoo 作詞:吉岡果南 蜃気楼その向こうに 小さき想い馳せてみれば 懐かしい気持ちが心臓巡る 渇いてるこの身体も 熱で揺れるあの景色も いつも通りの風に吹かれてる いつの日か夢見た 無機質な夜達 どこに繋がってるのか around change to the world 孤独な陽炎 気づいた輪廻の先 立つ君の影 After night comes the day 砂時計の渦が終わりに近づいても まだ開かない closed score… しんし

          孤独な陽炎

          世界の果てでキスして。

          世界の果てでキスして。/ワールドエンドラヴァー 作詞:吉岡果南 作曲:noBoo 世界の果てでキスして 私を早く連れてって あなたと歩く呪縛の真夜中(ミッドナイト) 24時の鐘が鳴って飛び降りた場所で 見つける幽閉された悲しいサイン 今日も月が変わらずに夜道を照らすから 暗がりであなたを見つけられたの このネオンの海にあなたを縛るもの 分からないから隣にいるのに寂しいよ 世界の果てでキスして 私を早く連れてって そちら側に逝きたいよ あなたがいない世界では 呼吸すらも

          世界の果てでキスして。

          海鳴りサテライト

          https://youtu.be/dK5MjEmpJOc 海鳴りサテライト/燎-kagari- 作曲:オガワラカズキ 作詞:吉岡果南 ねえ、 雨音で思い出したのは 酷く甘い日々、衝動 ねえ、 僅かばかりの不安さえ 飲み込んだなら色めく どこまでゆくの? 結んだ指を解いて closed my eyes 愛し愛されていた 海のように包まれていく安堵 そんなものから逃げ出したかった 泳ぐことをまだ知らずにいた、ただひとり ねえ、 土砂降りの窓の外をみて まだ探してるあな

          海鳴りサテライト

          無責任Lovers

          無責任Lovers/ワールドエンドラヴァー 作曲:noBoo 作詞:吉岡果南 現実の前で立ち尽くしてる 君の事 後ろに立って見てるだけで満足していた 言葉の端っこから 繋がって見える導線 優しさの裏側ちらついても見ないフリ 見つけないで気付かないでこんな気持ちに 報われない分かってるよ始まらないで 焦燥と曖昧の糖度に溺れたまま 帰りの切符を捨てた 君が誰かと歩いて来た過去にさ ありがとうなんて言えない 言いたいこと言って欲しいこと分かっていた フレーズ眩まして君の心

          無責任Lovers