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【テンペラ画制作過程2】下書きをつくる。
前回までは、支持体である石膏パネルの制作手順について記録しましたが、今回は描かれる図像の制作プロセスについてになります。
絵画は、下書きを作ってイメージを再現するタイプと、即興性を重んじ、下書きのようなものは作らず、そもそも描きたいものも決めないで描き始めるライヴ感重視のもののグラデーションですが、この、テンペラ画については日本画同様に下書きを制作してからそれを再現するような制作過程をとることが多い技法になります。
イタリアの古典技法なので、西洋の価値観が反映され、ものが立体的な表現で物が描かれていることが一般的なのですが、描画材の特徴を無視すれば何を描いてもいいらしいので二次元作品の二次創作をする事にしました。
下書きはトレースしに鉛筆で描いているので、中学生とかが描いたノートの落書きみたいなのですが、このような絵でも原画をトレースしないで描くとなかなか大変でした。
二次創作のかた、お疲れ様です。
まずは画面構成を決め、モチーフのバランスを決定して完成作品と同じ大きさの下絵を作ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1684456810316-vnGZEgMTea.jpg?width=1200)
加州清光、”極”のイラストをお借りします。
主になにか言ってそうな表情がかわいいです。
この先に、また、膨大なプロセスありますがやっとここまで来たという感じです。
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