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芳川
2023年7月12日 23:59
制作時間がかかりすぎて自分も何やってるのか忘れそうになってきています^_^今日はカーボンでトレースした下絵をイエローオーカーの水彩絵の具でなぞって下書きを完成させたのち、金箔を貼るための下地として赤茶の砥粉を膠水で解いて3回ほど塗り重ねて整えました。石膏ボードに空いた細かな凹凸や穴を粒子の細かい砥粉でさらに埋めることによって表面の滑性をたかめています。テンペラの箔は滑性の高い表面に張り、
2023年5月19日 09:44
前回までは、支持体である石膏パネルの制作手順について記録しましたが、今回は描かれる図像の制作プロセスについてになります。絵画は、下書きを作ってイメージを再現するタイプと、即興性を重んじ、下書きのようなものは作らず、そもそも描きたいものも決めないで描き始めるライヴ感重視のもののグラデーションですが、この、テンペラ画については日本画同様に下書きを制作してからそれを再現するような制作過程をとることが
2023年4月12日 21:06
●マニアックな技法が好きというだけでつくってます。タイトルから「そもそも、テンペラってなに?」と思われるかもですが、それは長い作業工程と技術が必要な(だけど地味すぎる)イタリアの古典絵画技法、作っている人が少ない技法なのでノートにプロセスをまとめることにしました。美術館の絵画作品のキャプションをみて”テンペラ”って書いてあったら、それはこの技法(笑)古典ではボッティチェリが有名ですが、近代