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記事一覧

知りたいと思うには、全部ちがうと知ることだ(クセの話)

知りたいと思うには、全部ちがうと知ることだ(クセの話)

いつか美容師さんが言っていた。

「クセをつけるときは、熱いうちにクセをつけて、すぐにやめないで、冷めるまでそのままにしておくと、クセがつきます」

ああ、ほんとうにそうだな、と思った。

わたしは、人はそれぞれもともと持っている素質に加えて「クセ」がついていって、それが個性になっていると考えている。

姿勢も、考えかたも、感情の出し方も、話し方も、食べ方も、表情も、「クセ」だと思う。

わたしが

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本当はわかってる、二度ともどらない美しい日にいると(オッケーよ)

本当はわかってる、二度ともどらない美しい日にいると(オッケーよ)

学生の頃の友人との間で、よくある話題で「もしもどれるなら、何歳にもどりたいか」というのがあるが、わたしはどこにももどりたくない、と断言できる。

「今がいちばん楽しい」というと完全なリア充のようだけれど、というよりも「もっと先に進みたい」という気持ちのほうが大きい。もどるなんてとんでもない、と。

わたしは「ああすればよかった」「こうあってほしかった」という、後悔や反省を、ほとんどしない。(反省し

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「学校で浪費される無駄な10年間をどーにかすべき論」に考えた「こんなこといいな、できたらいいな、アンアン案」

「学校で浪費される無駄な10年間をどーにかすべき論」に考えた「こんなこといいな、できたらいいな、アンアン案」

ちきりんさんのブログ「学校で浪費される無駄な10年間をどーにかすべき論」を読んで。

14歳なので見かけは子供です。
でも100人にひとりくらい、つまり、2クラスにひとりくらい、中身はもはや子供ではないという子がでてきます。
(中略)
この子たちは、4歳からの10年間、かなりのスピードで成長します。
ところが14歳になると、その成長カーブがいきなり緩くなってしまうんです。
なぜなら、この期間に

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ほしいのは、社会性より両想い

ほしいのは、社会性より両想い

長所と短所は同じで、どこから見るか、その角度のちがいだけだと思う。

わたしの場合、せっかちでお節介なところが吉(長所)とでるのは、せっかちさは、スピードと、先回りする視点が求められるとき。お節介は、助けが必要な場面や、リーダーが不在でまとまらない、決められないときだ。

そして大凶とでたのは、2011年のことだった。

震災の前後で、優先順位が大きく変わり、その振り幅に自分自身が対応できていなか

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シングルマザーは、もう恋なんてしないなんて言わないとダメ?ぜったい?

シングルマザーは、もう恋なんてしないなんて言わないとダメ?ぜったい?

「サクちゃんは再婚しないんですか?」と聞かれて、「いや、こっちが聞きたいよね!」と答えること山のごとし。

わたし、再婚しないんですか?

25歳くらいで離婚して、独身歴、早12年。
20代のうちは、あーちん(娘)も小さくてそれどころではなかったのもあって、「再婚する」という選択肢を少しももっていなかった。
同年代の男性が、敢えてのバツイチ子持ちを選ぶとはとても思えなかったし、実際そんな人が現れる

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シングルマザーの、悩みの種とばし競争

シングルマザーの、悩みの種とばし競争

「悩みとか、ないんですか?」と聞かれたら
「ないですねえ」と答える。

なんなら、引かれるのを承知で正直に言うと、
悩むってどういうことか、よくわからない。

なや・む【悩む】[動マ五(四)]
1 決めかねたり解決の方法が見いだせなかったりして、心を痛める。思いわずらう。「進学か就職かで―・む」「恋に―・む若者」「人生に―・む」2 対応や処理がむずかしくて苦しむ。困る。「騒音に―・む」「人材不足に

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「サクちゃんきいて。」はじめます

「サクちゃんきいて。」はじめます

サクちゃんきいて。
仕事ができるひととできないひとのちがいって、
なんだと思いますか?

( SSさん 女性 32歳 会社員 )

A:仕事ができるひと、というのはもちろん仕事の種類にもよりますが、イチローとか、魯山人とか、そういう類いではなく、一緒に働いたことがなくてもちょっと関わっただけで「お、この人、仕事できるな」という類いの「仕事ができる」でお返事をしますね。

わたしは最近、通勤

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わたしたちはいつまでも学生気分でいいと思う話

わたしたちはいつまでも学生気分でいいと思う話

昨年、あーちんは中学生になったけれど、小学校の6年間、彼女にとって学校生活はあまり楽しいものではなかった。

人数が少ない現在の小学校生活の中では、なんだかイマイチしっくりこなくても、クラス替えがあっても誤差の範囲でしか変化がないので、そのまま6年間すごすことになる。
その内情がどうだったかは特に書かないけれど、その環境の中でわたしがあーちんによく話していたことがある。

学校というものを否定した

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13歳と37歳のハローワーク

13歳と37歳のハローワーク

わたし自身が、中学生のときに世の中にどんな仕事があるのかわからない、と疑問に思ってから(こちら参照)、今もなお、仕事についてもっと知りたいという気持ちがあって、娘のあーちんに何をしてあげられるかなと考えていた。

あーちんが小さい頃から一緒によくやっていた遊びがある。
自分の敗者復活戦のようで独りよがりだけれど、わたしなりの早期教育で、「目につくいろいろな物の、それに関わる仕事を考えて言い合う」と

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