最も避けなければいけない継承語における「最悪の循環」 - 子どもへの押し付けが奪う学習への興味や主体性[430]
子どもの日本語を海外で維持する場合、多くの保護者の方がその難しさを感じていると思います。私もその一人で、オランダ現地(あるいはインター)の学校に通う子どもの日本語を維持することは本当に難しいと日々実感します。
私の日本語クラスでは、子どもの習得度に合わせて学習を進めます。その子の年齢に合う学年の内容を進めると、どうしても漢字や語彙の関係から学習を進めるのが難しくなってしまいます。
日本語を海外で継承語として学ぶ場合、日本語という言語がアルファベットを使用する言語に比べて文